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備忘録:)読書量の国際比較と所感-読書量について

洋書ハンティングの狩場を探す中で、“Goodreads“という洋書の本棚管理検索サイトを見つけてこれは便利!とメンバー登録したところ”Reading Challenge 2022”なる企画があり年間目標冊数を入力しました(Twitterなどで情報を快くシェアしてくださっている方に感謝).あまり冊数ベースでの進捗管理は考えていなかったので少々悩むこと数分.Goodreadsの登録者平均が43冊とあったので、月3冊*12=36冊としました.

(Good readsのサイト↓.アプリもあります)

ところで、「年々読書量が減ってきている」といった論調のニュースを一時期よく見かけたのを思い出し、現状どうなのか調べてみました.

少し古いのですが2015年のアメリカの大人の平均年間読書数は12冊、中央値4冊/年(Pew Research Center)というデータがネットに落ちていました。思ったよりも少ない、、と思ったら日本は6冊ほどだそうです.

さらに、2020年の国際統計をかわいらしいインフォグラフィックでまとめたものも発見(↓下記リンク参照).恐らくNOP World (現GfK)のデータを使っているのかと思われます.国や調査会社によって数字の集め方が違うので横断的な比較のための精度はいま2つかもしれませんが眺めている分にはなかなか興味く、読書量について考えるとっかかりとしてはとても面白い資料だと思います.こちらでもアメリカは同上.日本は11冊とありました.インドの方は大変な読書家で世界一読書に時間を割いており週10時間以上.対してアメリカは5時間.日本は圏外でした.しかしながら出版数では1.中国→2.米国→3.英国→4.日本と、世界四位に食い込んでいました.日本語を読める方は相対的に少ないのでいったいどういうわけなのか.漫画や雑誌が貢献しているのかな??なおコロナ禍は世界レベルでは35%の読書量の増大に貢献したようです.


ちなみに、私の読書時間ですが読める時でインド人レベル、少ない時でアメリカぐらいかと.1年にならしたら間をとってエジプト程度.

最後に、Penguin booksのRyan MacEachern氏が書かれた読書量に関するチャーミングなコラムを発見しました.彼の個人的な見解に基づき愛情を込めて月間の読書量で人をタイプわけしてコメントをくれています…彼によれば私はThe cultural all rounderとThe weekend readerを行ったり来たりしている感じ.他必要に迫られて読んでいるものまで入れたらThe unstoppable reading machine になります.私としてはこのカテゴリわけなら願わくばThe Connoisseurのような読み方ができる本との出会いに憧れます…気に入った本を丁寧に、大切に読める人になりたい.

やっぱり、今年の年計は計画的に本を読む!にチャレンジしてみます.語数・冊数カウントは目安として記録かな.後日整理し直します.皆様もどうか素敵な本との時間を過ごせますように.
Happy Reading!

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