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寝かせたはなし
こんにちは。
飛び込み営業に来た女性の顔はもれなく見たいぼくです。
今日はどうでもいいと思いつつのやむなしフリック入力にて、どうでもいい話題をちらりと書いていきます。就寝前にでも読んでください。なにを言ってるのか謎すぎて眠くなること請け合いです。
言葉を繰り返すという技があります。『ちいさなちいさな爪』みたいな。ご存知の通りこれは物事の状態を強調するときに使う技なのですが、大抵は2度の繰り返しですよね。今日はこれが3度になったら果たしてどうなるか考えたのでさあさ聞いてください。
例として『優しいおばあちゃん』で考えましょう。皆さんも目をつむって優しいおばあちゃんを想像してくださいね。
いつもの2度バージョンでは『優しい優しいおばあちゃん』になります。
嗚呼…なんとも優しさが伝わって沁み入る。包まれる系の優しさが文字から伝わってきますね。形状でいうと輪郭のぼやけた丸でしょうか。いや、「丸」というより「まる」が相応しい。
言葉の組立てのイメージとしては『優しい優しい+おばあちゃん』ですよね。おばあちゃんが「優しい優しい状態」に昇華した感じ。
例としては「孫のこうすけ君のことが大好きな優しい優しいおばあちゃんです」など他者への発表スタイルで大活躍です。
いやはや、初見のおばあちゃんをこんな風に紹介された日にゃあ縁組申告確定です。
して、これを3回にすると。
つまりは『優しい優しい優しいおばあちゃん』に。
これはイメージとしては『優しい優しい+優しいおばあちゃん』ですかね。ニュートラルで優しいおばあちゃんが輪をかけて優しくなったような上乗せ感。マックス優しい状態(ゾーン)に突入したことが分かります。
覚醒した悪魔の実よろしく空間にまで優しさが干渉してくるような恐怖すら覚える優しさとでも云いましょうか。
例としては「孫のこうすけ君だけじゃなく、犬や猫、しいては環境にまで愛を注ぐ。優しい優しい優しいおばあちゃん」と、優しい優しいおばあちゃんすら驚きの優しさ。震えますね。
もう書きながら文字としても意味としても『優しい』って何?という悲しきゲシュタルト崩壊を起こしてきた。「優しさ」という存在が苦しみを孕むとは何の因果か皮肉なもんですね。
ここから上の文章半年くらい前に書いたものなんですけど、ブログって寝かせても味わいを増さないものですね。
画像は塔です。
では。
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