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7231 トピー工業の業績についてポイントまとめてみた

✅ 1921年10月に宮製鋼所を設立し、1922年にサッシ圧延に成功
✅ 商用車ホイールと建機用履板で国内トップシェアを誇る
✅ 筆頭株主は5401日本製鉄で20.6% 、その他はトピーファンド、トピー工業社員持株会などが並ぶ。また5%ルール報告書によると、みずほ銀行と共同保有者の持分が6.9%と報告されている
✅ 社長の高松信彦氏は東京大学工学部卒→1979年4月現5401日本製鉄に入社→2014年8月副社長に就任→2017年4月同社専務執行役員社長補佐→2017年6月現職に就任
✅ 売上高の構成比は、鉄鋼事業が27.1%、自動車・産業機械部品事業が67.9%、発電事業が2.5%、サイエンス事業が0.4%、その他が2.2%

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✅ 鉄鋼事業では電気炉内において、製鋼から各種条鋼の圧延までを一貫して生産する。建設資材用の一般構造用鋼材や、同社内の自動車・産業機械部品事業向けの異形形鋼を取り扱う
✅ 自動車・産業機械部品事業では、自動車用スチールホイールやアルミホイール、建設機械用足回り部品、工業用ファスナー等を製造・販売する。自動車用、産業車両用、建設機械用ホイールでは国内トップシェアを有する
✅ 工業用ファスナーは自動車、家電、工業用機械向けを中心に、IT分野に積極的に供給
✅ 産業用機械部品では熱処理・加工技術に強みを持ち、建設用履板では国内首位を誇る
✅ 発電事業では、愛知県豊橋市にある石炭火力発電設備で発電し、電力の卸販売をする
✅ サイエンス事業では化粧品に基礎原料である合成マイカや、前後左右異動機能を持つクローラーロボットの開発・製造・販売を行う。
✅ 賃貸事業では、連結子会社や関連会社へ不動産を賃貸する
✅ 海外売上高比率は23.1%で、地域ごとでは米国が7.6%、その他が15.5%を占める。(2021年3月期)
✅ 主要顧客は7203トヨタ自動車で、連結売上高に占める売上高の割合は10.1%である。(2021年3月期)
✅ 売上高は2017年3月期から2019年3月期にかけて鋼材需要の拡大や建機関連の売り上げ増加に伴い約1.4倍へ増収し、経常利益は1.5倍へ増益となった。2021年3月期にかけては米中貿易摩擦や感染症流行による自動車や建機需要の低下が響き、2割ほど減収した
✅ 経常利益は2020年3月期に自動車・産業機械部品事業での販売数量の大幅減少により、▲61.6%の減益を記録し、2021年3月期は、鉄スクラップ価格高騰の影響を受けて赤字転換▲575百万円の損失となった

PERAGARU(ペラガル) オルタナティブデータのPERAGARU アルファの源泉となるデータを提供 (2)


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