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7014 名村造船所の業績についてポイントまとめてみた

✅ 1911年2月名村源之助氏が大阪府にて名村造船鉄工所を創業
✅ 船舶・機械・鉄鋼構造物の製造販売や、船舶の修繕などを行っている。継続企業の前提に関して重要事象の注記あり
✅ 大株主は、日本製鉄株式会社が7.28%、日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)が4.73%、株式会社メタルワンが4.41%、株式会社三菱UFJ銀行が3.23%を保有。そのほかに、株式会社商船三井、エア・ウォーター株式会社、大和工業株式会社、東京海上日動火災保険株式会社、三菱重工業株式会社、日本郵船株式会社などが並ぶ
✅ 会長の名村建彦氏は、1964年に丸紅飯田株式会社(現丸紅株式会社)に入社→1987年同社へ特別顧問として入社→1988年社長へ就任→2011年4月現職へ就任
✅ 社長の名村建介氏は慶応義塾大学卒→ボストン大学経営大学院を修了→1987年同社へ入社後、経営業務本部長などを務める→2011年4月現職へ就任。同氏は会長名村建彦氏の長男
✅ 副社長社長補佐兼グループ新造船事業統轄兼船舶海洋事業部長の吉岡修三氏は、1973年同社へ入社→船舶海洋事業部長などを務める→2016年4月現職へ就任
✅ 売上高の構成比は、新造船事業70.4%、修繕船事業16.4%、鉄構・機械事業5.6%、その他事業7.6%

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✅ 新造船事業は、各種船舶の製造販売をしている
✅  繕船事業は、佐世保重工業株式会社及び函館どつく株式会社が営んでいる事業で各種船舶の修繕及び解体をしている
✅ 鉄構・機械事業は、主に同社において橋梁や沿岸施設などの鉄構造物の製造販売、佐世保重工業株式会社においてクランク軸等の舶用機械の製造販売をしている
✅ その他事業は、主にソフトウエア開発、海運、卸売、設備工事等をしている
✅ 中核である新造船事業において、世界的な需給ギャップから生じた競争環境の激化と市場価額低迷、環境規制強化への対応、感染症の影響などにより新造船事業を取り巻く環境は非常に厳しく推移し、5期連続の営業損失およびマイナスの営業キャッシュ・フローを計上している
✅ 経営資源の「選択と集中」により、グループの事業構造の改革を強力に推進するため、佐世保重工業株式会社の新造船事業を2022年1月に休止することを決定している
✅ 2017年3月期から2021年3月期までの売上高は137,208百万円から98,403百万円、経常損失は▲9,806百万円から▲10,607百万円と5期連続で減収し、赤字を継続

PERAGARU(ペラガル) オルタナティブデータのPERAGARU アルファの源泉となるデータを提供 (2)


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