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4591 リボミックの業績についてポイントまとめてみた

✅ 2003年8月、東京大学医科学研究所の教授中村義一の研究成果を利用した医薬品開発を目的に株式会社リボミックを設立
✅ 2008年に大塚製薬株式会社と長期共同研究契約を締結するなど国内外製薬会社と研究契約を締結する
✅ 創薬プラットフォーム系(新薬開発を自社で行うのみならず、新薬のタネを他の製薬会社に供与する)バイオベンチャーとして事業を行う
✅ 筆頭株主は研究契約を結ぶ大塚製薬株式会社で14.33%を保有。以降は全薬工業株式会社や藤本製薬株式会社などの製薬会社、同社取締役などが並ぶ
✅ 社長の中村義一氏は京都大学卒→同大学大学院に進学し1977年博士課程修了、理学博士となる→1978年4月東京大学医科学研究所助手になる→助教授を務めた後、2000年10月より同研究所教授→2005年から同社取締役最高技術責任者に就任→2012年4月より社長を務める
✅ 主な収入源は年度により変化するが、2021年3月期については国立研究開発法人国立循環器病研究センターからの薬剤開発委託による収入が82百万円あった
✅ 抗体に継ぐ次世代新薬として期待されているアプタマー(拡散医薬の一種)に特化して医薬品の研究開発を行う。同社に蓄積されたアプタマー創薬に関する技術、知識、経験、ノウハウ等からなる同社独自の創薬プラットフォーム「RiboARTシステム」を活用し、疾患や標的タンパク質に限定されない様々な新薬を創製する事業を展開している
✅  現在は自社創製したRBM-007が重点開発プログラムとして、2つの適応症別のプロジェクト「滲出型加齢黄斑変性症(wet AMD)」と「軟骨無形成症」で開発を進めている
✅  事業収益は受託金額や件数で変動、直近2021年3月期は91百万円。利益面では上場来1期を除いて赤字が続き、営業損失は毎期▲1,000百万円前後

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PERAGARU(ペラガル) オルタナティブデータのPERAGARU アルファの源泉となるデータを提供 (2)


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