9699 西尾レントオールの業績についてポイントまとめてみた
✅ 1959年10月、電気器具の部品加工ならびに販売を目的として、宝電機株式会社を設立。1965年より道路機械のレンタルを開始して以来、建設現場で使用される機械・器具のレンタル商品化に努めてきた
✅ 1978年、対象領域・取扱商品を拡張し、イベント関連・民生品のレンタル(レントオール)を開始、日本初の総合レンタルショップを開店した。建機のみならず展示会やイベント用の機材、通信映像機器、産業界向けには生産加工機器のレンタルを展開
✅ 筆頭株主は、同社の創業者かつ前社長である西尾晃氏の縁故会社の有限会社ニシオトレーディングとみられ、13.55%を保有する。次いで、ヘッジファンドのシンフォニー・フィナンシャル・パートナーズが12.29%を保有するとみられる
✅ 社長の西尾公志氏は東京大学卒→1985年株式会社小松製作所に入社→1987年3月同社に入社→1994年より現職
✅ 売上高の構成比は国内建機分野が95.6%、イベント分野が4.4%
✅ レンタル関連事業のメインである国内建機分野は、全国400ヵ所に拠点を持つ。国内の建設業者全般を対象に道路土木工事や建築工事関連の機材をレンタルする
✅ イベント分野ではイベント・展示会向けの総合レンタルおよび設営を手がける。顧客よりイベントの相談を受け、会場の条件や顧客の要望に合わせて企画・設計の提案をおこない、会場では施工会社とともに設営を担う
✅ ICT施工に関するノウハウは業界トップ。他社に先駆けて2000年に取り組みを本格化し、通信機器を専門に取り扱う部署を設置
✅ 過去5期分の経営状況をみると、2020年9月期は減収となったものの売上高は堅調に増加しており、115,937百万円から151,231百万円へ+30.4%となった。経常利益は11,292百万円から、2019年9月期には15,027百万円まで上昇したが、2020年9月期は11,019百万円に落ち込んだ
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