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4541 日医工の業績についてポイントまとめてみた

✅ 1965年7月、田村四郎氏が日本医薬品工業株式会社を富山県に設立
✅ 2016年8月、米国のジェネリック注射剤メーカーであるSagent Pharmaceuticals, Inc. を株式取得により子会社化
✅ 2021年3月、不正製造の発覚により富山県から行政処分(1ヶ月間の業務停止)を受ける
✅ 2021年8月に医薬品卸大手の7459メディパルホールディングスと資本業務提携
✅ ジェネリック医薬品(後発品)の製造販売大手3社の一角
✅ メディパルとの資本業務提携及び第三者割当増資の結果、現在は7459メディパルホールディングスが9.9%程度を保有する筆頭株主とみられる
✅ そのほかの大株主には、創業者一族の資産管理会社と見られる株式会社TAMURAが7.11%、株式会社TAMURAの子会社である株式会社拓が3.31%、社長の田村友一氏が個人名義で2.79%保有のほか、国内カストディアンや従業員持株会など
✅ 社長の田村友一氏は創業者田村四郎氏の実子で、学習院大学卒→1985年4月住友商事株式会社へ入社→1989年4月同社入社→専務などを経て2000年2月より現職
✅ 副社長の吉川隆弘氏は1975年4月住友商事株式会社へ入社→2010年10月同社入社→2020年6月より現職
✅ 売上収益の構成比は、日医工グループ80.8%、Sagentグループ19.2%
✅ 連結売上収益の10%以上を占める主要顧客及び占有率は、医薬品卸大手の株式会社メディセオ21.1%、アルフレッサ株式会社13.9%、株式会社スズケン12.0%
✅ ジェネリック医薬品を中心とする医薬品の、開発・企画から原薬調達、生産、物流、流通・販売までを手掛ける。品目数は国内1,218品目、海外288品目に及び、多岐にわたる疾患領域を扱う
✅ 新たな取り組みとして、先行バイオ医薬品と同等・同質の品質、安全性、有効性を有するバイオシミラーの他、オーファンドラッグ、米国COVID-19プロジェクトへも注力
✅ 順調に売上収益を伸ばし、2020年3月期には過去最高の190,076百万円を記録。しかしながら、2021年3月期は不正製造及びそれに起因する自主回収、行政処分などの影響で減収減益となり、売上収益188,218百万円(前期比▲1.0%)、営業利益107百万円(前期比▲96.3%)、税引前利益1,068百万円(前期比▲85.6%)であった
✅ 2022年3月期第1四半期も依然として厳しく、売上収益42,943百万円(前期比▲5.1%)、営業利益▲4,124百万円(前期比▲4,615百万円)、税引前利益▲3,611百万円(前期比▲4,105百万円)となった

PERAGARU(ペラガル) オルタナティブデータのPERAGARU アルファの源泉となるデータを提供 (2)


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