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4594 ブライトパス・バイオの業績についてポイントまとめてみた

✅ 久留米大学医学部教授(当時)の伊東恭悟氏らのがんペプチドワクチンに関する基礎研究及び臨床研究の成果を承継し、2003年5月に株式会社グリーンペプタイド設立
✅ がんなどの腫瘍の治療を目的として、ワクチン等の免疫治療薬の開発を事業とする創薬系バイオベンチャー
✅ 2021年3月末時点で5%以上を保有する株主はなく、楽天証券株式会社が3.27%、株式会社SBI証券が2.23%の保有。なお、同社関係者では社長の永井健一氏が0.47%、初代代表取締役で現非常勤取締役の山田亮氏が0.36%保有
✅ 社長の永井健一氏は一橋大学卒→1994年4月EDSジャパン株式会社入社→1996年8月にメリルリンチ証券株式会社へ、2005年4月に株式会社ペルセウスプロテオミクスへ入社→2009年1月同社入社→2011年3月より現職
✅ 「医薬品開発事業」の単一セグメントであるが、モダリティ別(様式、様相別)に「がんワクチン」、「抗体」、「細胞」に大別される。それぞれの売上高や利益等は開示されていないが、現段階における主力はがんワクチンと見られる
✅ 新規がん免疫治療薬を自社創製もしくは他研究機関等から導入し、探索研究から早期臨床試験までを自社で担当。有望な新薬に対しては、国内外の製薬会社へ開発製造販売権をライセンスアウトすることで、ライセンス収入を得る収益モデル
✅  創薬開発領域はがん免疫療法であり、がん免疫を機能させるための幅広いアプローチと形態を創薬ターゲットとする
✅  10年間にわたって主力製品候補として開発・試験を実施してきた、がんペプチドワクチンITK-1の製品化を断念し、代わって現在は同じくがんペプチドワクチンであるGRN-1201の開発に注力
✅  厳しい状況が続いており、2019年3月期までは主に富士フイルムからの開発協力金の受領による収入があったがITK-1の開発終了後、新たな収入源を確保できていないため、売上高は減少の一途をたどっている
✅  2021年3月期は、売上高2百万円(前期比▲77.8%)、営業利益▲1,732百万円(前期比+95百万円)、経常利益▲1,738百万円(前期比+85百万円)

PERAGARU(ペラガル) オルタナティブデータのPERAGARU アルファの源泉となるデータを提供 (2)


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