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4599 ステムリムの業績についてポイントまとめてみた

✅ 2006年10月大阪大学大学院医学系研究科の玉井教授らが同定した骨髄多能性細胞動員因子を医薬品として開発することを目的に株式会社ジェノミックス設立
✅ 大阪大学発バイオベンチャーで自己組織再生を促進する「再生誘導医薬」の開発を行う
✅ 筆頭株主は、同社医薬品開発の中心人物である大阪大学教授の玉井克人氏で16.44%を保有、次いで同氏の親族とみられる玉井佳子氏が9.25%、同社会長CEOの冨田憲介氏8.59%、同社元代表取締役の大久保俊幸氏6.21%。また4507塩野義製薬は信託口での保有分を含めると7.96%を保有する
✅ 会長CEOの冨田憲介氏は東京大学薬学部卒→1974年4月三共株式会社(現4568第一三共)入社→日本イーライリリー株式会社、ローラー・ジャパン株式会社(現サノフィ株式会社)、サンド薬品株式会社(現ノバルティスファーマ株式会社)などで新薬開発・経営企画責任者を歴任→バイオベンチャーの4563アンジェスや4564オンコセラピー・サイエンスの代表取締役も務めた→2012年2月同社顧問として入社→2018年4月社長となった後、2019年3月より現職
✅ 社長執行役員の岡島正恒氏は東京理科大学卒→1991年住友銀行(現三井住友銀行)に入行→2006年9月米国バイオベンチャーのメディシノバ入社→2007年1月4875メディシノバ設立、社長を務めた→2019年3月同社に社長COOとして入社、2020年8月より現職
✅ 「再生誘導医薬事業」の単一セグメント。2021年7月期第3四半期の事業収益は210百万円、営業利益は▲1,294百万円だった
✅ 同社が開発を目指す「再生誘導医薬」は、人が本来持つ組織修復能力を最大限に引き出すことにより、機能的な組織・臓器の再生を誘導する新しい医薬品である。同医薬品の研究開発を主たる業務とし、自社研究もしくは大学等研究機関との共同研究を通じて新規再生誘導医薬シーズの探索を行っている
✅  現在は再生誘導医薬開発品レダセムチドの研究開発が進捗しており、4507塩野義製薬との間で同臨床開発を加速度的に進めるための契約を2020年6月締結した
✅  事業収益は2017年7月期から2019年7月期までは100百万円から300百万円だったが、2020年7月期は4507塩野義製薬と締結した契約の一時金収入1,700百万円の計上等により大幅増収、営業利益も黒転となった

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PERAGARU(ペラガル) オルタナティブデータのPERAGARU アルファの源泉となるデータを提供 (2)


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