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6495 宮入バルブ製作所の業績についてポイントまとめてみた

✅ 1949年4月、株式会社宮入製作所として東京都に創立され、LPガス供給に関わるバルブ類の生産を開始
✅ LPガス事業分野を主力としており、LPガス供給関連のバルブ類を川上から川下まで製造販売している
✅ 筆頭株主は主な得意先である昌栄機工株式会社で、4.8%を保有する。以下、取引先持株会や従業員持株会、個人名が並ぶ
✅ 社長の西田憲司氏は京都大学法学部卒→1981年4月、株式会社三井銀行へ入社→シティバンク, エヌ・エイ、6618大泉製作所を経て、2014年6月同社へ入社し、取締役に就く→2015年10月、副社長に就任→2016年6月より現職
✅ 営業本部長の荒川祐一氏と、前社長の平綿孝之氏とは3名同時期に6618大泉製作所に在籍していた
✅ 「高圧ガス用バルブおよび関連機器類の製造、販売等」の単一セグメント
✅ LPG(液化石油ガス)やLNG(液化天然ガス)などのエネルギーガスを中心に各種ガス体を制御するバルブ・機器類の製造販売を行う
✅ 主に「黄銅弁」と「鉄鋼弁」を製造・販売する。売上高1,196百万円の構成は黄銅弁が57.4%、鉄鋼弁が26.6%
✅ 黄銅弁は一般家庭用、工業用、自動車用のガス容器などに使用される。他方、鉄鋼弁はLNGを貯蔵する設備、LNGを輸送するローリー車、LNGを燃料とする船に用いられるほか、医療用気体の制御、消火設備にも使用されている

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✅ 主要な得意先は矢崎エナジーシステム株式会社、昌栄機工株式会社、サンエツ金属株式会社で、3社への売上高は全体の約25%を占める
✅ 過去5期分の売上高は、2018年3月期の4,888百万円をピークに減少している。しかし2017年3月期の4,514百万円と比較すると2021年3月期は4,652百万円となり、3.0%の成長となった
✅ 経常利益についても2017年3月期の111百万円より減益続き。2019年3月期には原材料価格の高止まりや人件費の増加などから▲56百万円まで落ち込んだものの、2021年3月期には79百万円まで持ち直した

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PERAGARU(ペラガル) オルタナティブデータのPERAGARU アルファの源泉となるデータを提供 (2)


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