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1711 SDSホールディングスの業績についてポイントまとめてみた

✅ 1986年6月省エネルギー事業を目的として東京都に株式会社省電舎を設立
✅ 主要子会社の株式会社省電舎はエネルギー関連の設備導入、企画、設計、販売、施工等を行い、グループ全体でエネルギー・ソリューション・サービスを提供
✅ 長年に渡る事業赤字の計上、過年度決算訂正及び内部管理体制強化に係るコスト増などにより、2021年3月末における連結純資産は39百万円まで減少。経営成績のみによる連結純資産の急速な回復は困難な状況にある。継続前提に疑義注記あり
✅ 筆頭株主は、取締役の井元義昭氏が23.32%を保有。次いで、個人投資家の吉野勝秀氏が20.59%、中村健治氏が13.45%を保有している
✅ 社長の伊藤象二郎氏は清和大学卒→日本グローバル証券株式会社に入社→三田証券株式会社、岡三証券株式会社、エース証券株式会社などを経て、2018年8月同社に内部監査室長として出向→2021年6月現職へ就任
✅ 2022年3月期第1四半期の売上高は132百万円、営業利益は▲89百万円
✅ 省エネルギー関連事業は、再生可能エネルギー設備の導入支援、発電設備の保有、電力販売、原材料の供給などを行う
✅ 太陽光発電やバイオガスプラント、木質性バイオマス発電の設備の設計・調達・施工などを統括して請け負い、導入を行う。また、省エネ計画の調査からプラン作成、設計・施工、効果の検証までを一貫して担う
✅ 2021年3月期より、廃棄物処理に関するソリューション事業を開始し、環境問題に取り組む顧客の、より総合的な需要に応える体制を整えている。また、建物の設計施工から施設・設備の更新建て替え提案も行い、新設を行う場合には、環境対策への対応が十分にできるような提案(省エネ設計)を行う
✅ 2017年3月期から2021年3月期までの売上高は2,429百万円から844百万円、経常損失は▲31百万円から▲272百万円となっており、過去5期はすべて経常損失である。現状、担保として使用できる資産も保有しておらず、金融機関等からの資金調達も困難な状況であるとみられる

PERAGARU(ペラガル) オルタナティブデータのPERAGARU アルファの源泉となるデータを提供 (2)


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