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7483 ドウシシャの業績についてポイントまとめてみた

✅ 1974年10月大阪府にて、日用雑貨品を主力商品とした卸売業「同志社」を個人営業として創業。1977年1月株式会社同志社を設立し、生活関連用品の卸売業を開始
✅ 生活関連用品の企画・開発・生産及び仕入れ品の卸売販売を営む
✅ 筆頭株主は、会長の野村正治氏の資産管理会社であるエムエス商事株式会社が36.17%、同氏が3.07%を保有しており、併せて39.24%を保有。次いで、株式会社日本カストディ銀行が12.01%を保有する
✅ 社長兼CEO兼COOの野村正幸氏は関西大学卒→1998年1月同社へ入社→2004年6月取締役へ就任→2021年4月現職へ就任
✅ 副社長営業統括の金原利根里氏は1978年2月9976セキチュー(同社取引先で政策株保有先、群馬県本社でホームセンターを展開)へ入社→1990年2月同社へ入社→2018年11月現職へ就任
✅ 売上高の構成比は、開発型ビジネスモデル54.6%、卸売型ビジネスモデル41.8%
✅ 開発型ビジネスモデルは、ニッチ市場をターゲットとした生活関連商品の企画・開発・生産・販売を中心とする「メーカー機能」のビジネスであり、家電・家庭用品、収納関連、衣料、食品・酒類等がある
✅ 開発型ビジネスモデルでは、「新発想の新商品」、「感染防止対策」、「巣ごもり」、「テレワーク」の4つのテーマにおける商品の販売が伸長している
✅ 卸売型ビジネスモデルは、国内外のメーカーから商品を仕入れて販売する「調達・加工機能」のビジネスであり、時計や鞄関連を中心とした海外の「有名ブランド品」と、自社オリジナルのアソートギフトを中心とした「NB加工品」に大別される
✅ マスク・除菌スプレー・衛生用ビニール手袋等のNB加工品が大幅に伸長しているほか、自家消費用ギフトや宅配おせちなども伸長している
✅ 同社の得意先は小売業を中心としており、政策保有株の銘柄には8242エイチ・ツー・オー リテイリング、8173上新電機、イオン株式会社、コーナン商事株式会社、8182いなげや、3141ウエルシアホールディングスなど、幅広い小売り業態が並び、取引基盤の広さがうかがえる
✅  売上高は2016年3月期の1,108億円をピークに減少し、2019年3月期と2020年3月期は1,000億円を割り込んだが、2021年3月期は1,012億円と前期比+5.2%の増収となった
✅ 経常利益も売上高の変動に伴い減少傾向から2021年3月期に過去最高益を更新して9,522百万円となった。直近期は、マスクや除菌スプレー、衛生用ビニール手袋などの衛生関連商品をタイムリーに供給してきたこともあり、売上・利益面ともに前期比で伸長している

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PERAGARU(ペラガル) オルタナティブデータのPERAGARU アルファの源泉となるデータを提供 (2)


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