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4980 デクセリアルズの業績についてポイントまとめてみた

✅ 1962年3月東京都にてソニー株式会社がプリント基板国産化を目指し基板に使用する銅箔製品や工業用接着剤を製造販売するソニーケミカル株式会社を設立
✅ 電子部品、接合材料、光学材料等のメーカーでニッチな部材に強い

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✅ 筆頭株主は、日本マスタートラスト信託銀行の信託口で保有割合13.85%。4204積水化学工業が5.72%、SSBTC CLIENT OMNIBUS ACCOUNTが5.21%で続き、以降は、7912大日本印刷などが名を連ねる
✅ 社長(社長執行役員)の新家由久氏は近畿大学大学院修了→2001年7月同社の前身ソニーケミカル株式会社入社→オプティカルソリューションプロダクツ事業部やオートモーティブソリューション事業部等で要職を歴任後、2019年6月より現職
✅ 専務執行役員の佐竹俊哉氏は中央大学卒業後、現在の日本政策投資銀行に入行→2014年4月同社へ顧問として入社→常勤監査役を経て、2019年6月より現職
✅ 光学材料部品および電子材料部品の2報告セグメントに大別され、売上高、利益ともに各事業で概ね半分ずつを占めている
✅ 光学材料部品事業では、反射防止フィルム等を取り扱う光学フィルム、光ディスク用の表面保護に用いられるコーティング剤や樹脂粘着剤などを取り扱う光学樹脂材料、車載ディスプレイ等の材料を取り扱う光学ソリューションに分類される
✅ 電子材料部品事業は同社の主力製品でスマートフォン、タブレットPCの小型化、薄型化に寄与する異方性導電膜のほか、接合関連材料、表面実装型ヒューズ、マイクロデバイスに分類される
✅  大口取引先は6988日東電工で2021年3月期は売上高の19.0%を占めた
✅ スマホ市場の成熟化や米中貿易摩擦の影響などを受けて売上高は頭打ち感がみられていたが、2021年3月期は5G対応端末やノートPC、タブレットの需要旺盛で前期比+14.0%の増収
✅ 営業利益率は2017年3月期以降5%台〜8%台だったが、生産拠点の見直しなど生産性の向上や事業ポートフォリオの見直し等により2021年3月期は17.2%に向上した

PERAGARU(ペラガル) オルタナティブデータのPERAGARU アルファの源泉となるデータを提供 (2)


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