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5986 モリテックスチールの業績についてポイントまとめてみた

✅ 1943年5月に森商店を創業し、焼入鋼帯・ぜんまいの販売を開始
✅ 特殊帯鋼や普通鋼等の商事部門と、焼入鋼帯や鈑金加工品の製造部門が事業の柱
✅ 筆頭株主は5401日本製鉄で10.0%、次いで主要な鋼材仕入れ先である株式会社メタルワンが5.9%、日本生命保険相互会社が5.6%
✅ 社長の門高司氏は近畿大学法学部卒→1984年4月同社に入社→2015年6月に常務取締役を経て、2019年6月現職に就任
✅ 副社長の木村愼一氏は大阪工業大学工学部卒→1980年4月同社に入社→2020年6月に代表取締役専務取締役を経て、2021年6月現職に就任
✅ 売上高の構成比は、商事部門が53.7%、焼入鋼帯部門が5.4%、鈑金加工品部門が24.9%、海外事業が16.1%
✅ 商事部門では、みがき特殊帯鋼やステンレス鋼帯、熱間・冷間圧延鋼帯等の各種鋼材の販売を行う。自動車や家電製品、農業機器、医療機器等の幅広い用途に使用される
✅ 焼入鋼帯部門では焼入鋼帯やベーナイト鋼帯を製造し、鈑金加工品部門では自動車用機能部品や家電用精密部品、ゼンマイ製品、各種金型等を製造する
✅ 海外事業ではタイ、ベトナム、メキシコに生産拠点、インド、インドネシア、中国に販売拠点を持つ。海外売上高比率は18.8%。(2021年3月期)
✅ 主要顧客には鋼材の専門商社である第一金属株式会社と7278エクセディ、日産グループの自動車部品メーカーであるジヤトコ株式会社が挙げられる
✅ 売上高は2013年3月期以降緩やかな上昇傾向にあったが、2018年3月期29,440百万円をピークに3期連続減収で2021年3月期22,292百万円まで減少
✅ 経常利益も2018年3月期1,092百万円をピークに3期連続減益で2021年3月期は赤字転換し▲402百万円だった。米中貿易摩擦のあった2020年3月期、感染症流行の影響を受けた2021年3月期と自動車業界の需要冷え込みの営業を大きく受けた

PERAGARU(ペラガル) オルタナティブデータのPERAGARU アルファの源泉となるデータを提供 (2)


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