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3441 山王の業績についてポイントまとめてみた

✅ 1958年8月に有限会社山王鍍金工業所を設立し、弱電機部品の銀めっき加工・販売を開始
✅ 電子機器用コネクタの貴金属表面処理加工が柱
✅ 筆頭株主は、前社長の荒巻芳幸氏で保有割合16.0%、次いで常務取締役の荒巻拓也氏の資産管理会社とみられる株式会社山旺商事が11.4%、荒巻芳幸氏が代表を務める山王貴金属株式会社が4.5%、常務取締役の荒巻拓也氏が3.3%、創業家一族とみられる荒巻喜代子氏が2.6%などと並ぶ
✅ 社長の三浦尚氏は慶應義塾大学経済学部卒→株式会社りそな銀行→2008年1月同社へ入社→2019年4月現職へ就任
✅ 売上高の構成比は、日本が73.7%、中国が9.1%、フィリピンが17.1%
✅ 電気機器用のコネクタ・スイッチ等の精密プレス加工や金型の製作、貴金属表面処理加工を一貫して行う。
✅  精密プレス加工では電子部品の製造・販売メーカーから依頼を受けて、コネクタのプレス金型の設計から生産までを行う。携帯機器用の小型製品から車載向け等の大型製品まで幅広く対応
✅ 表面処理加工では、プレス成型品への金めっき加工や合金めっき加工を行う。取扱部品はパソコン関連から車載関連、産業機器関連まで様々な電子部品を手掛ける
✅  売上高は2016年7月期から2018年7月期までの3期で1.3倍に増加したが、2019年7月期は米中貿易摩擦や産業機器の生産調整の影響を受け、前期比▲15.3%の減収。2020年7月期は5G向け通信機器の需要拡大を受け、前期比+11.9%の増収となった
✅  経常利益は、2017年7月期にプラス転換。2018年7月期にかけては、中国で環境規制をクリアしたことによる大幅増益を受けて前期比+260.9%の増益だった。2019年7月期にマイナス転換したが、2020年7月期にかけてプラスに回復

PERAGARU(ペラガル) オルタナティブデータのPERAGARU アルファの源泉となるデータを提供 (2)


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