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4595 ミズホメディーの業績についてポイントまとめてみた

✅ 1977年11月福岡県にて株式会社カイノス設立、臨床試薬の販売を開始
✅ ウイルス検査や妊娠検査薬等の体外検査用医薬品専業メーカー
✅ 筆頭株主は、同社代表取締役の唐川文成氏で保有割合35.64%。以降は、ミズホメディー社員持株会などが並ぶ
✅ 代表取締役会長兼社長の唐川文成氏は立命館大学卒→1968年4月現4578大塚ホールディングス傘下の大塚製薬株式会社に入社→現在は6869シスメックス傘下のシスメックス国際試薬株式会社を経験→1977年11月同社を設立、同時に代表取締役に就任する
✅ 体外診断用医薬品事業の単一セグメント。市場分野別の売上高は、2021年12月期はインフルエンザ検査薬が低水準であるのに対し、新型コロナ検査薬の売上が伸びている
✅ 主に体外診断用医薬品について、特許権取得を視野に研究開発を行うとともに、製造、販売する自社一貫体制を構築している
✅ 単一報告セグメントだが、国内外医療機関向けに患者の健康状態等を診断するための医薬品を製造販売する病院・開業医分野と、一般消費者の自己検査用として薬局・薬店に販売するOTC・その他分野に大別される
✅ 病院・開業医分野の主力製品は免疫血清検査薬で、なかでもインフルエンザやアデノウイルス等感染症の検査薬は中小、開業医を中心に市場が拡大している
✅ OTC検査薬はドラッグストアでの販売が始まった2003年頃から市場が拡大しており、同社は特に広く普及する妊娠検査薬を中心に取り扱う
✅ 主な販売先は、7459メディパルホールディングス傘下で医薬品卸の株式会社メディセオや、8129東邦ホールディングス傘下の東邦薬品株式会社など
✅ 新型コロナウイルス感染症における感染リスクを避けるため医療機関への受診控えが増加したこと、3密回避などの行動変容によりインフルエンザをはじめとする検査薬需要が後退、反面コロナウイルス検出試薬が売上の一部を補う形となった
✅  増収基調を継続していたが2020年12月期は、検査薬需要の後退から減収、営業利益も2期連続の減益となった

PERAGARU(ペラガル) オルタナティブデータのPERAGARU アルファの源泉となるデータを提供 (2)


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