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2590 ダイドーグループホールディングスの業績についてポイントまとめてみた

✅ 1975年1月に清涼飲料の製造・販売を目的として、ダイドー株式会社を設立
✅ 自販機向け飲料の製造・販売が事業の主力
✅ 筆頭株主が会長の髙松富博氏の資産管理会社とみられるハイウッド株式会社で15.5%、次いで社長の資産管理会社である有限会社サントミが12.6%で続き、その他も創業家一族の保有割合が高い
✅ 社長の髙松富也氏は京都大学経済学部卒→三洋電機株式会社を経て、2004年4月同社に入社→2014年4月現職に就任
✅ 売上高の構成比は、国内飲料事業が74.4%、海外飲料事業が6.5%、医薬品関連事業が7.1%、食品事業が11.9%を占める
✅ 国内飲料事業では、飲料製造会社に製造委託した清涼飲料を、自販機やコンビニエンスストアで販売する。商品はコーヒー飲料が半数を超え、自販機が主力販路で全体の8割以上を占める
✅ 商品企画は連結子会社のダイドードリンコ株式会社が中心に行う。売上高は第3四半期(7月~9月)が大きくなる傾向にある
✅ 海外飲料事業では、中国、ロシア、トルコ、イギリスに販路、トルコに製造拠点を持ち、現地子会社を通して自販機やコンビニエンスストアで清涼飲料を販売する
✅ 医薬品関連事業では、連結子会社の大同薬品工業株式会社が製造受託したドリンク剤や、一部清涼飲料の製造を行う。
✅ 食品事業では、連結子会社の株式会社たらみでフルーツデザートゼリーを製造・販売する。ドライゼリーでは国内トップシェアを誇る
✅ 売上高は2018年1月期をピークに2021年1月期にかけて▲8.4%に緩やかに減少。自販機台数の減少に伴う影響や、感染症流行の影響を受けた
✅ 経常利益は2017年1月期から2019年1月期にかけては自販機販売における販売管理費のコスト削減等の影響を受けて+60.3%に増益したが、2020年1月期は人件費や販売促進費が増加して前期比▲52.4%の減益となった。2021年1月期は減価償却費や販売促進費の削減により前期比+100.5%の大幅増益となった

PERAGARU(ペラガル) オルタナティブデータのPERAGARU アルファの源泉となるデータを提供 (2)


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