見出し画像

2932 STIフードホールディングスの業績についてポイントまとめてみた

✅ 1988年12月に新東京インターナショナル株式会社を設立し、水産原材料や水産食材の輸出入販売を開始
✅ 水産食品やコンビニ向けのおにぎり具材の製造・販売が事業の柱
✅ 筆頭株主は社長兼CEOの十見裕氏の資産管理会社である株式会社十見で36.0%、次いで十見裕氏が16.7%、1301極洋が9.0%、株式会社セブン-イレブン・ジャパンが9.0%、以降は、国内外の金融機関、株式会社キャメル珈琲などが続く
✅ 社長兼CEOの十見裕氏は1978年4月8001伊藤忠に入社→1988年12月同社の前身である新東京インターナショナル株式会社を設立→2017年11月同社を設立→社長を経て、2021年3月現職に就任
✅ 2021年12月期第2四半期の売上高は12,408百万円で、経常利益は967百万円
✅ 主にコンビニエンスストア向けに水産食品とおにぎり用具材等に使われる水産食材の製造・販売を行う
✅ 水産食品では水産総菜や水産食材を使用した缶詰やレトルト製品を製造・販売する。冷凍食品とチルド食品、常温食品の3温度帯の水産食品を、下処理から調理、包装までの一貫製造を行う
✅ 水産食材ではおにぎりや弁当、サラダ、パスタに使用される、鮭フレークやイクラ、タラコ等の水産食材の製造・販売を行う
✅ 製品別の売上高では水産食品が83%、水産食材が17%を占める。(2020年12月期)
✅ 主要な顧客ごとの売上高は、株式会社セブン-イレブン・ジャパンが62.0%、ベンダーサービス株式会社が16.5%を占める。全体として売上高の82%がセブンイレブン向けである。(2020年12月期)
✅ 1997年8月には従来ではおにぎり具材として使用できないと考えられてきたイクラの静菌管理技術の開発に成功。また、サーモンフレークや熟成タラコについて、作りたての味をコンビニエンスストアのおにぎりで実現する特殊製法で特許を取得している
✅ 売上高は2018年12月期から2020年12月期にかけて+29.2%の増収となった。2020年12月期は、コンビニエンスストアにおけるおにぎりの売上減少があったものの、感染症流行による巣ごもり需要の拡大から焼魚やカップサラダ等の惣菜食品の販売が伸び、前期比+11.7%の増収となった
✅ 経常利益は2018年12月期から2020年12月期にかけて1.8倍に増加した。2020年12月期は、子会社において工場での生産体制の安定化や原価管理の改善が進み、前期比+115.8%の大幅な増益となった

PERAGARU(ペラガル) オルタナティブデータのPERAGARU アルファの源泉となるデータを提供 (2)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?