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7522 ワタミの業績についてポイントまとめてみた

✅ 1984年4月飲食店の経営を目的として、神奈川に有限会社渡美商事を設立し、「お好み焼HOUSE 唐変木」及び居酒屋「つぼ八」のフランチャイジーとして直営店舗を展開
✅ 「和民」ブランドの居酒屋で知られた企業だが、現在は業態転換をはかり国内では「三代目 鳥メロ」などのブランドで居酒屋を複数展開する他、宅食サービスや再生可能エネルギー、海外外食事業などで多角化
✅ 筆頭株主は、会長である渡邉美樹氏の資産管理会社有限会社アレーテーで28.29%を保有し、サントリー酒類株式会社が10.22%、アサヒビール株式会社が5.32%を保有
✅ 会長兼グループCEOの渡邉美樹氏は明治大学卒→経理会社に半年間勤務。その後1年間運送会社で働き資本金300万円を貯める→1984年に同社を設立し、代表取締役へ就任→2011年には行政に経営を持ち込むため東京都知事選に立候補→2013年に参議院選挙(全国比例区)にて当選→2019年7月参議院議員を退任し、同社の取締役ファウンダーとして経営復帰→2019年10月現職へ就任し、本格的に経営復帰した
✅ 売上高の構成比は、国内外食事業20.4%、宅食事業65.9%、海外外食事業8.6%、環境事業3.7%、農業1.3%
✅ 国内外食事業は、日本及び米国GUAMにおける飲食店を経営。焼肉食べ放題「かみむら牧場」、焼肉専門店の「焼肉の和民」、旨唐揚げと居酒メシ「ミライザカ」、「三代目 鳥メロ」、炉端焼き料理の「炉ばたや 銀政」、American Restaurant and Bar 「TGIフライデーズ」、「から揚げの天才」など、様々な業態を展開
✅ 宅食事業は、高齢者向け弁当宅配事業を「ワタミの宅食」として展開。担当スタッフが1軒1軒、毎日決まった時間帯に「手渡し」を基本に届けている
✅  海外外食事業は、フランチャイズ事業の展開、海外現地法人の管理及び海外エリア進出の戦略立案・実行、海外各地域における飲食店の経営を行っている
✅  環境事業は、電力小売事業、風力発電事業等を行っている。それぞれの地域において資源やエネルギーが経済的に循環する「持続可能な循環型社会づくり」を目指している
✅  農業は、農産物の生産・販売、農産加工品の生産・販売等を行っている。「有機循環型モデルタウン」づくりの推進を掲げ、地域に根ざした有機農業を全国各地で展開。現在では、北海道から関西まで全国9ヵ所に約548ヘクタールの規模で有機農業、酪農事業を行っている
✅  ワタミファームで採れた有機野菜(1次産業)は、ワタミ手づくり厨房で加工(2次産業)され、ワタミグループの外食事業や宅食事業(3次産業)を通じて、全国の顧客に提供される
✅  持続可能な循環型社会の構築を目指し、環境負荷を軽減するための取り組みや、再生可能エネルギー事業として風力発電設備の開発・建設・運転管理などにも取り組んでいる。この一貫統合されたグループ事業を「独自の6次産業モデル」とし、同社事業を成長させている
✅ 2014年3月期から7期連続で減収、営業利益は2013年3月期に9,259百万円あったが、2021年3月期の▲9,715百万円を含めて、その間赤字が3期、10億円を割り込んだ期が3期と、利益の安定性が低く、特に直近期は大幅な経常損失

PERAGARU(ペラガル) オルタナティブデータのPERAGARU アルファの源泉となるデータを提供 (2)


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