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7003 三井E&Sホールディングスの業績についてポイントまとめてみた

✅ 1917年11月三井物産株式会社造船部として岡山県児島郡日比町(現玉野市)にて創業、第1船「海正丸」を竣工
✅ 造船事業や舶用ディーゼル機関などの機械製造販売、海洋開発やプラントエンジニアリングの設計・運用等を行う総合重工メーカー
✅ 直近4期連続で連結営業赤字、継続疑義注記
✅ 機械事業を中心に舶用ディーゼル機関やクレーンの国内案件で高いシェアを有している
✅ 大株主は、日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)で7.96%、以降は今治造船株式会社や三井物産株式会社等が並ぶ
✅ 社長CEO、 エンジニアリング事業管理室及び成長事業推進室担当の岡良一氏は東京大学卒→同社へ入社→2017年6月より現職
✅ 副社長、社長補佐、CFO、財務経理部及びIR室担当の松原 圭吾は早稲田大学卒→1979年4月三井物産株式会社に入社→2019年3月同社へ入社→2019年6月より現職
✅ 売上高の構成比は、船舶事業が13.9%、海洋開発事業が46.7%、機械事業が24.0% 、エンジニアリング事業が5.8%
✅ 船舶事業は、LNG運搬船やオイルタンカー、防衛省向けの艦艇、海上保安庁向けの巡視船などを製造する
✅ 海洋開発事業は、石油・ガス開発会社に対しFPSO/FSO (Floating Production,Storage and Offloading system: 浮体式海洋石油・ガス生産貯蔵積出設備) 、TLPなど浮体式生産設備の設計から資材調達、建造据付、試運転までを一括で提供する。また、完工済案件に対し、リースサービスおよび洋上で保守点検・生産活動を行うオペレーション&メンテナンスサービスも提供
✅ 機械事業は、船舶用ディーゼルエンジン、港湾クレーンなど、海上物流輸送領域に欠かせない様々な機械の開発、設計、製造、保守を行う
✅ エンジニアリング事業は、火力発電所の土木・建築工事を中心に、海上土木工事、陸上土木・建築工事などを行う
✅  過去10期では、売上高のピークは2015年3月期816,520百万円で、2019年3月期の656,504百万円まで漸減傾向であった。2020年3月期は持ち直したが、2021年3月期は再び663,834百万円まで減少した
✅  営業利益は2017年3月期まで減益が続き、2018年3月期からは赤字が継続している。税前利益は特別損失や特別利益の計上もあり期によって変動するが、18年3月期以降は、エンジニアリング事業の海外EPCプロジェクトでの遅延等により大規模な損失が連続して発生し4期連続赤字である

PERAGARU(ペラガル) オルタナティブデータのPERAGARU アルファの源泉となるデータを提供 (2)


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