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5218 オハラの業績について考察してみた

✅ 1935年10月に光学ガラスの生産を目的に、小原光学硝子製造所を創立
✅ 本社は神奈川県相模原市。光学ガラス生産量で国内トップ
✅ 筆頭株主は8050セイコーホールディングスで19.3% 、次いで7751キャノンが19.3%、8050セイコーホールディングスの連結子会社である京橋起業株式会社が19.3%、8050セイコーホールディングスの創業家の資産管理会社である三光起業株式会社が6.8%、その他は7732トプコン、セイコーインスツル株式会社、7733オリンパスなどが並ぶ
✅ 社長の齋藤弘和氏は専修大学法学部卒→1982年4月に同社に入社→2003年1月に取締役、2005年1月に常務取締役へ就任→2009年1月に社長に就任
✅ 売上高の構成比は、光事業が59.0%、エレクトロニクス事業が41.0%
✅ 光事業では光学ガラス素材や光学機器用レンズ材等の光学製品の製造・販売を行う。高品質ガラスを多品種に渡って展開しており、監視カメラや車載カメラ等の各種カメラや、天体望遠鏡、顕微鏡、複写機等に使用される
✅ エレクトロニクス事業ではスマートフォンや光通信関連技術に用いられる特殊ガラスや、半導体・液晶関連に使用される石英ガラスを製造・販売する。5G通信向けWDM市場では100%近いシェア率を誇る
✅ 海外売上高は51.9%で、地域ごとでは中国が13.1%、アジアが12.3%、欧州が11.4%、北米が9.6%、台湾が5.4%、その他が0.1%を占める。(2020年10月期)
✅ 主要顧客は7751キャノンで、同社への売上が連結売上高の16.6%を占める。 (2020年10月期)
✅ 売上高は2016年10月期から2018年10月期にかけて、光学機器向けレンズや半導体露光装置向け高均質ガラス、耐衝撃・高硬度のクリアガラスセラミックス「ナノセラム」等の販売が伸びて+48.1%増収。2020年10月期にかけては、販売鈍化し▲45.5%減収
✅ 経常利益は2016年10月期の▲368百万円の損失から、2018年10月期にかけて1,990百万円まで拡大。2019年10月期にかけて生産設備の稼働低下や貸倒損失の計上が響き、▲69.1%に減益
✅ 2020年10月期は生産設備の稼働率低下が進み、▲1,319百万円の損失を計上

PERAGARU(ペラガル) オルタナティブデータのPERAGARU アルファの源泉となるデータを提供 (2)


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