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これから転職活動を行う人に伝えたいこと

こんにちは。Per(ペル)です。 

「どんな不利な状況でも少しずつ行動することで成長し成り上がれるということを証明したい」「悩みながら前に進む同年代の方々と繋がりたい」という気持ちで日々noteを執筆しております。

▼プロフィール
・20代男性 社会人4年目
・大阪府出身
・東京都内の某大手IT企業勤務(転職回数1回、2社経験)
・趣味はアウトドアや旅
・大学中退→個人事業主→コールセンター営業(アルバイト→正社員)→入社したいランキング上位企業入社

本日はこれから転職活動を行う方に、私の転職活動をする前に知っておきたかった事実をまとめましてので、ぜひ参考にしていただければと思います。

①転職は準備が100%


転職活動でばっちりの準備ができている人は体感で15%くらいだと思っています。履歴書、職務経歴書、面接練習などのブラッシュアップを行わないまま、転職活動に挑んでしまうと内定をもらえる可能性がある人であっても落ちてしまいます。

自分は転職活動を行う中でどの業界・業種を目指すのか、どのような構成の書類を作成するのか、どんな服装・髪型で面接を受けるのか、転職活動のスケジュール感は決まっているか、面接を受けて内定が出るまで過酷な戦いが続きますが、準備が隅々までできていると道に迷うことなくゴールまで辿り着けます。

初めての転職活動の場合は準備期間として、少なく見積もっても2ヶ月は考えておきましょう。

備えあれば憂いなし、決戦の日(面接)に最大限の力が出せるように準備を進めましょう。

②あらゆる業界全体を見て一番フィットしている業界を選べ


世の中に業界はたくさんあります。IT、商社、金融、物流、インフラ、コンサル、人材、不動産、テレビ局、芸能、美容、飲食、などなどあげればキリがありません。その中でどの業界を選ぶのかはあなたの自由であり、その選択だけで「自分の将来の姿」がガラッと変わります。

広い視野を持ちましょう。

友人に他業界の人がいるなら交流を広げた方が視野が広がりますし、日頃生活する中でそのサービスはどんな会社がどのように運営しているかを想像することが大事だと思っています。3個の中の1つを選ぶより、10個の中から1つを選べると、満足度の高い転職が実現することでしょう。

適職探しは広く知ることから始めましょう。

③職務経歴書の作成に一番時間をかけよ


僕が転職活動で一番時間をかけるべきことは、「職務経歴書」だと考えています。

理由としては、書類選考では当然書類でしかでしか判断されませんし、面接も結局は職務経歴書をもとに話が進みます。

マッチングアプリで写真も説明文もない人間と会うのはリスクがあり怖いのと同じで、面接官の立場から見て「どんな人が来るのか、優秀そうがどうか」を事前に知っておこないと採用にかかる時間が増えてリスクになります。

結果的に企業としては無駄なコストがかかるので、短期間に優秀な人材を採用するために「書類選考」に企業は一番時間をかけます。

加えて、企業が中途社員に求めていることは2点です。

・教育コストが低く、即戦力になる人材かどうか
・その会社に足りていない能力を補完する人材かどうか

ですので、企業側の目線に立って魅力的に見える自分説明書を作りましょう。
以上のことから、転職活動で一番時間をかけるべきは「職務経歴書」になります。

④話す内容よりも声の大きさと仕事ができそうなオーラ


営業マンだと耳タコだと思いますが、心理学分野で「言語情報7%」「聴覚情報38%」「視覚情報55%」という割合で他人へ影響を与えているとされる「メラビアンの法則」という法則がよく使われています。

面接本番で重要なのはこの法則に従うことです。

加えて、言語情報は7%であるのに加え事前に職務経歴書などの書類を見てくれているため、言語情報にはほとんど意味がありません。当日は「いかにもできそうな見た目」と「ハキハキと話す声の聞き取りやすさ」だけを意識して、面接に挑みましょう。 

WEB面接は少し注意が必要で、上記の項目が伝えにくいので大袈裟にするくらいでちょうどいいでしょう。オンラインとオフラインでだいぶと表現の仕方が変わることも頭に入れておきましょう。

⑤面接期間は1ヶ月間以内に決着をつけるべき


これは特に現職で働きながら転職活動をする人に言えますが、転職活動中の1ヶ月間はとてつもなく長く感じます。辞めることが確定している会社の業務にはモチベーションが湧きませんし、成果が上がりづらくなるので、結果的に周囲からの印象も悪くなります。  書類作成などは転職の市場調査や情報収集なども加味して2ヶ月ほどかけてゆっくり作成してもいいですが、面接を受ける期間は1ヶ月以内に抑えましょう。

意識することは以下の3点です。

・面接を期間を空けずにギチギチに入れること
・なるべく多く面接を入れること
・この1ヶ月で決めると転職活動に全振りすること

面接は短期決戦で終わらせましょう。

⑥自分が会社を選んでいる感覚を持つ


この記事を読んでいただいている方にお聞きしたいです。

自分の人生の主役は誰ですか?

親でしょうか?恋人でしょうか?それとも会社の上司でしょうか?
当たり前のことですが、もちろん自分自身ですよね。

でもよく聞くんです。「採用してくれる会社ないかなあ」「お願いだから内定出てほしい」

しかし、そもそもの話をすると、今は少子高齢化が進んでいるので若者が少ないです。転職をすると決断した時点で採用する企業よりも自分の方が有利な状況にいることを自覚しましょう。

それに加えて正直に言います。年配の方は頭が固く扱いづらいので相当優秀じゃない限りは企業は取りたくないと思っています。

あなたの年齢が若ければ若いほど、それだけで人材としての価値が高いです。

ぜひ自分が会社を選ぶという感覚を持って、たくさんの会社にアプローチしましょう。

⑦今より状況が悪くなる転職は絶対にしないと決める


転職活動が進むにつれ、徐々に終わりが見えてきます。転職が上手く行きそうか上手く行かなそうか、年収が上がりそうか下がりそうか、良くも悪くもわかってきます。

転職活動の末期になると、みんな共通して思う感情があります。

「もう疲れたしこの会社で決めて転職活動終わろうか」

僕も思いましたし、周りの友人を口を揃えて言っていました。正直その会社に行って上手く行く保証はどこにもありません。ですので、慎重に選ぶべきです。

しかし、転職活動末期になると疲労でその思考もなくなり「なんとなく良さそうだしここで終わりたい」と半ば諦めで会社を選んでしまいそうになります。

その時に、1点だけ考えて欲しいのは、「今の会社より環境が良くなりそうなのか」ということです。

・年収は上がるのか
・福利厚生はどれくらいあるのか
・残業の時間が増えるのか減るのか
・スキルが身につき成長できる分野なのか
・その会社からさらにその次の転職に繋がりそうか

基準はたくさんありますが、大きく見て環境が良くなるのかを考えましょう。もし悪くなるとしたら絶対に転職はせず今の会社でもう数年いる方がいいです。安易な決定はしないことをお勧めします。

⑧転職の成功は自分の保有するスキルと企業の求人のタイミングが全て


元も子もない話をするのですが、転職活動は最終的には運で決まります。

ただここまでの話は無駄ということではなく、準備を万端にしても最終的にはタイミングで収まるところに収まるということです。

人事を尽くして天命を待つという諺がありますよね。

僕も中小企業から有名な大企業に転職しましたが、新卒で入社する社員は低くてMARCH以上の大学出身で新卒で入社したい会社ランキングも常に上位を張っている会社です。とても僕のような人間が入れるような会社ではありませんでした。

ただ実際は、業界経験者でかつ実績がある人材を求めていたという理由でさらっと内定が出ました。

結局はタイミングなんだなと思い知りました。

⑨今までのキャリアに一貫性と心を打つストーリーを


書類作成や面接を受ける上で、常に意識するいいのが、今までの経歴をストーリー仕立てにすることです。

新卒の方なら今何をしていてそれを活かしてどのように活躍したいのか、初めて転職活動をする方なら社会人としてキャリアを歩み始めた1社目になぜ今の会社を選んだのか、今までのキャリアでどんな信念を持って仕事をしていたのか。

できるだけ人の心に訴えるストーリーにしましょう。

僕の場合は大学を中退しているので、通常であればマイナス評価なのですがそれをプラスに転換しました。

大学には4年間通いましたが、部活動に精を出すあまり留年が決定してしまいました。内容は割愛させていただきますが、そのタイミングで家庭内でトラブルが起こりましてその結果として大学を中退する選択をいたしました。その時に思いました。

いざ一人で生活していくとなると知らないことが多く、自分は考え方が甘く、両親にも周知の人たちにも甘えていたことに気づきました。そこから自分の力で生きようと決意いたしまして、まずは営業で結果を残そうとキャリアを歩み始め、必死に仕事に取り組みました。その結果、前職では営業成績上位を継続的に取り続けることができまして、会社に貢献できているかと考えています。3年前、大学を中退する決意があったからこそ今の自分があります。

どんな人にも人生のストーリーがあると思います。それを恥ずかしがらず前向きに表現しましょう。必ず受け止めてくれる会社はあるはずです。嘘のない範囲で自分の人生を一貫性のある心を打つストーリーに仕立てていきましょう。

⑩転職のゴールよりも人生のゴールを決めよ


僕が一番伝えたいことは正直このパートに全て込めることになります。

やはりたった一度きりの人生。後悔がない人生を歩みたい。多くの人が心の底ではそう思います。身の回りの人に認められたいし、贅沢できるような給与も欲しいし、何より成長しながら高いところに行きたい。

そのために転職はあくまで手段であって、目的ではないはずです。20代の方であれば30代中盤でどんなキャリアパーソンになっていたいのか、50代の方であれば70代はどういうおじいちゃんになっていたいのか。

理想の自分になるための転職を行う方が僕はいいと考えています。

今の仕事が嫌だから転職、仕事に飽きたから転職、というように適当な転職になっていませんか?

自分がどのように生きたいか、そのためにどんな会社に入社したいのか、大きな視野で考えましょう。


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