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ゲーム音痴のプレイ日誌NieR: Automata#16 C/Dルート パスカルの絶望

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引き続き、NieR: Automataのプレイ日誌を続けます。かつて3Dアクションゲームのチュートリアルで道に迷って詰んだゲーム音痴な筆者に果たしてこのゲーム、クリアできるのか!?

※以下プレイ時の感想、ネタバレ注意!

CHAPTER 14 パスカルの絶望


前回の砂漠戦で辛くも勝利したものの満身創痍となったA2。
Bモードなんて使うんじゃなかったよ!!

メンテナンスが必要なのですが本人にはそのあてがない模様。ポッドにうながされるままレジスタンスキャンプまでついてくることに。
相変わらずちょろい。

キャンプ地入り口までくると機械生命体に襲われているパスカルと遭遇。
機械生命体を蹴散らしてそのままパスカルも仕留めようと剣を振り上げる見敵必殺の勢いのA2ですが、ポッドに宥められ見逃すことに。
(攻略本によると、ここでそのままパスカルを破壊しちゃうとゲームオーバーらしい。このゲーム怖!)

アネモネとA2、壮絶な過去

キャンプ地でレジスタンスから好奇の目で見られるA2。
2Bたちヨルハ部隊が死んだことは漏れ伝わっていたようで、店の人たちも労わるような様子。

そんな中A2はアネモネを発見。懐かしむように話す2人。
A2の欲しい補給部品はレジスタンスにはなくパスカルを尋ねるよう助言されます。
パスカルの村へいく前にもう一度アネモネに話しかけると、二人が一緒に戦った過去の記録を閲覧できることを知らされます。
そこには友軍から見捨てられたA2とアネモネの部隊が一人また一人と散っていく凄惨な特攻作戦の記録が残されていました。

森の王の城での「裏切ったのは司令部だろう」というA2の発言はこのことだったのね。

……アネモネさん、しょぼいレジスタンス必要ないとか仕事してるのとか散々舐めた口聞いてすいませんでした。

パスカル村での交流

アネモネに教わった位置情報からパスカル村にやってきたA2は、平和的な機械生命体のコミューンに驚きます。
ポッドは平和的なパスカルが運営する村なんだから当たり前だと言って、「A2の推論能力を疑う」と皮肉ります。

ポッド042、君ってそんな多弁だったかな?
気持ちA2をからかうのを楽しんでいるような気がします。

村ではコミュ障なA2はパスカルたちと上手に会話ができないポンコツなので、ポッドが間に入ってサポートします。保護者か。

部品の見返りにいくつかのサブクエストを請負ながらパスカル村の住人と親睦を深めていきます。流されやすいというか人見知りなだけだったA2、子供達につきまとわれてタジタジに。
やっぱこの娘ちょろい。クールキャラの面影はいづこに。

そんな平和な交流を楽しむA2ですが、プレイヤー視点ではそこら中の地面に転がっているヨルハ部隊(オンラインプレイヤーの残骸)が不穏です。

やってきた破局

またいくつかのサブクエストを受注して、村の外で活動していると突然パスカルから救援要請が入りました。(いよいよきたか)
急いで村に駆けつけるA2
(もう完全に身内認定しているあたりなつくの早い。)

そこでは平和だった村が炎上し、赤目の機械生命体同士が殺し合いを繰り広げる地獄絵図が展開されていました。

A2はまだ正気なパスカルを逃すと生存者を探して村を駆け回ります。
しかし生存者はなく怒涛の勢いで襲ってくる機械生命体を最後の一体まで駆逐することに。交流のあった機械生命体がいたかもしれないと考えると気分が落ちます。

9Sでサブクエストを攻略した時に出会った、やたら個性的な連中も残骸になってしまったのか。

落ち込んだまま、パスカルが生き残った子供たちと逃げ込んだ廃工場に合流します。教祖たちの拠点だった施設を村で以前から再利用していたそうです。(ということはもしや教祖たちを暴走させたウィルスがここから村に伝播した可能性もあるのか?)

村の崩壊を伝え、今後の方針を相談していると地響きが。追っ手の機械生命体たちが大群で押し寄せてきました。
(パスカルの殲滅になぜそこまでこだわるんだ?機械生命体のネットワークを外れたイレギュラーだから?)

大量の敵を蹴散らして、大型の戦車と対峙するA2。すべてを撃退して安堵するのもつかの間、上空を埋めつくすばかりの敵の増援が現れます。

ここで子供達を守るためにパスカルが覚醒。
最初のステージでボスキャラだった超大型機械生命体エンゲルスを操って敵の増援部隊をなぎ払います。常に温厚だったパスカルが「殺してやる」と連呼して次々と敵を落としていきます。
(プレイヤーの気分はゴエモンインパクトのロボ戦)

空中部隊を撃退すると敵もエンゲルス型を投入。
パシフィック・リムのような巨大ロボ戦が開幕。
一進一退の殴り合いの末、辛くも撃破。
(この巨大ロボ戦、何も考えずにプレイしていたのですが、ちゃんと勝敗判定のある戦いだったようです。負けてたらどうなったんだろうか?)

全ての敵を今度こそ撃退して、意気揚々と子供達の元へ帰るパスカルとA2。しかしそこにあったのは自害した子供達の残骸でした。
発狂したかのような悲痛な呻き声をあげるパスカル。
(声優の悠木碧さんが怪演していて圧巻でした。)

「自分たちで自分たちのコアを破壊した?なぜ?」と困惑するA2にパスカルは自分のせいだと言います。
子供達に命の尊さを教えようと教えた感情の一つ「恐怖」。
外敵の悪意さらされたことで増大した恐怖に子供達は押しつぶされたと。

パスカルの処遇

自責の念に苦しむパスカルはA2に自分の記憶を消して欲しいと言います。
自殺ができないようプログラムされているパスカルはこのまま生きていくことはできない。それが無理なら破壊して欲しいと懇願します。

プレイヤーに与えられた選択肢は3つ。
・記憶を消す
・破壊する
・無言で立ち去る

自分の願望としては、このまま罪悪感を抱えてでもパスカルには生きていて欲しかったのですが、「今後のゲームを周回することを考えると『記憶を消す』が一番得」という攻略情報をカンニングしてしまったがために記憶を消すことに。感謝の言葉を述べながら消えていくパスカルの人格。
いたたまれない気持ちになりながら廃工場を去るA2。

パスカルたちと交流する前の状態に戻っただけなのに、この喪失感。
与えてから奪う、という残酷なシナリオに戦慄しつつ、終盤がまた近づいてきました。

でもやっぱり記憶消すんじゃなかったなあ。

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