断酒から0日目(XX回目)
ぺろたです！ 今日も一日断酒でがんばります！ 断酒会という団体ではこんな挨拶から始まるらしい。断酒会で検索すると「断酒会 行きたくない」とサジェストされるし追い詰められた感じのツイッターが散見される。本当に効果あんのか？
断酒会
だんしゅかい
断酒会は、酒害から回復し、自力更生するための、相互援助団体である。 断酒会では酒害の回復のために、例会を行う。会員は氏名を明らかにし、各断酒会に所属する。一般に、例会場の使用費など会の運営費用をまかなうため、会費が徴収される。会費の徴収、氏名の公表はアルコホーリクス・アノニマスとの違いである。
おれは飲みたくないから飲んでいないだけで、数値と相談しながら少量なら許容する。飲めるんだぞ！って感じで…… (拳だぞって感じで…… )
前回の断酒から約2ヶ月半。昨日お友達と飲み屋に入って、誤飲により0日目へ戻ってまいりました。飲みの場で飲まないのが全くもって平気なため、しばしば顔を出すが、本当に飲みたくない人は避けるんだろうな。人付き合いも変えないとならない。だから断酒会とかの繋がりが必要なんだ。
間違って酒が出てくるのはタッチパネルによらない口頭でのオーダーで、かつ、留学生がスタッフの時が多い。なので、昨日もハッキリと「ウーロン””茶””を下さい」と、茶であることを強調したが「ウーロン”””茶”””です！」と元気にウーロンハイを持ってきてくれた。レシート見てないけどウーロン茶の値段だった？
一口飲んだ瞬間に電流が走る感じがし、失いかけていた「人類愛の時間」が訪れた。とても優しい気持ち。最近は酒を飲まないことで脳内の様子もそうだが、常に酔っ払っているという引け目や感謝を失い、他人にやや厳しい気持ちになっていた。揉め事も増えた。だがどうだろう、一口で愛の人だ。優しさを忘れてはいけない。(代替となるものを探しているが見つかっていない)
シラフになってもう2年だが、少なくとも10年は酔っ払っていたので、シラフで会うのがはじてましての人もまずまずおり、そういう方には「はじめまして、」と挨拶することにしている。(“忍” ですよ ""はじめまして"")
はじめましての人らの感想は概ね
・言葉が聞き取りやすくなった
・おまえは酔っ払うと同じ話しかしなかった
・特に美味しんぼの話しかしてなかった
・あの時は〇〇だった
お前それ明日鏡の前で自分に言ってやれ。酔っ払い全員そうだから。
とまあ特別なことは何もない。シラフで酔っ払いから聞かされるには「(笑)」
もう別人の話なのであの時〇〇だった、に対しては一切反省しませんが、面白い話なら聞かせて欲しい。大体、酒を飲んだ面白失敗で反省会を飲み、また反省会が楽しい正しい飲み方です。おすすめ。おれの覚えてない面白エピソードを下さい。
・酒飲まないでどうやって遊んでるの？
=お前から酒をとったら何が残るの？ というお話ですが、シラフでも全然メシ食いに行けるからなんも変わらないです。酔っ払いを面前にしてたまに困るくらい。酔っ払いとシラフで対する経験が年齢に伴っていない。みんな今まで優しくしてくれてありがとうな。
そういえば献血に行った。これも10年ぶり以上か。前回の記録が震災の年だった。2011年に一旦シラフだった時があったのね。献血できるようになったのは、酒をやめてよかったなと思える一つだな。血は定期的に抜きたい。献血ルームのスタッフの優しさって、入院患者に対するそれと同じだって今回気が付いた。またすぐ行こうね。
思い出しながら書いているので時系列が古いのに一番最後になってしまったが、定期検査の結果は良好。肝硬変界の健康肝臓。おつとめ品5割引商品。
そういえばこの前NPOの皮を被った闇肝臓移植の斡旋で、ベラルーシで闇手術を受けて死亡したニュースがあったね。
おれも一番数値が悪かった時にオモテ移植の列に並ぼうとしたんだけど、晴れて数値が回復して列に並ぶ権利を失ってしまった。
数値がいいとすぐ医者も調子のいいことを言うので混乱する。前回は渋い顔をしながら「死にますよ」と言い、今回は「(飲む時があれば)気をつけてくださいね！」もう慣れた。数字でコメント決まってるんだ。マニュアルがあるのかも知れない。
いま、酒が飲みたいとはあまり思わない。思わないが日々の生活にストレスの高まりは感じており、自傷的に飲みたい気持ちになることが瞬間的にかつ頻繁に起こる。飲みたいんじゃねーか。
もう2年も経ってすっかり飲まない側の人間になった話
～おわり～
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