見出し画像

スティッチが実写化!?

皆さんは「スティッチ」という青い生命体を知っているだろうか。幼少期ディズニーチャンネルなどで、ディズニーシリーズに触れて成長してきた人なら未だにOPのメロディが口ずさめる人も多いかもしれません。

ハワイを舞台にした本シリーズは2002年に映画が公開され、2003年にアニメシリーズがハワイを舞台にして公開された。後に2008年〜11年までは沖縄を舞台に移し、後述する相棒枠を変更したアニメが日本で公開されていたのは記憶にも新しいでしょう。

本作ハワイ編は家族が姉しかいない孤児のリロと生物兵器の試作品626号、もといスティッチという青くて可愛らしい怪物の出会いと暮らしを基にしたアニメ作品で、放送終了15〜20年が経っても全世界で根強い人気を誇る作品です。

そんな名作が時を超えて実写化で戻ってくる。それに対して個人的には嬉しさ半分心配半分の“あしゅら男爵”状態です。

もちろん嬉しさとは「子供の時テレビに釘付けになって見ていたキャラクターが映画として戻ってきて、また新しい一面を見せてくれる」という点。

そして不安さとは「昨今の金稼ぎしか考えていないディズニーのポリコレ実写化の波に飲まれて意味のわからない出来になってしまう」という点です。

前者はディズニー実写化計画の序盤である「アリス・イン・ワンダーランド」や「シンデレラ」、「美女と野獣」といったキャラを別の視点から深掘りし、新しい魅力を引き出すと共に、ノスタルジアを感じさせる作品となっていました。

ですが昨今の実写化作品。例えば「ライオン・キング」に「ピノキオ」、そして「ピーターパン」といった作品群は原作そのままのストーリーにCGの最新技術を披露する披露宴と化していて、更に“作品には必要ない”ポリコレ描写が足された観客側も求めていない要素が追加されていて、映像作品としてはクオリティか微妙なものになっていました。

今回スティッチが実写化するという決定自体はおそらく楽な金稼ぎの為が動機の半分を占めているでしょうが、作品はたとえ金稼ぎのためだろうと素晴らしい物には出来ますし、そのポテンシャルは間違いなくあります。

少なくともロック様のエゴで始まりそうな「モアナ」の実写化よりはノスタルジアを感じれて、旧作のファンも納得しやすそうな作品のチョイスだと思います。

映画などの映像作品においてノスタルジアや思い出などは非常に大きなものです。そしてそこでスティッチの持つ“20年”という数字は大きな物で、当時5歳の子は浪人をしていなければ既に大学を卒業し、社会に出ています。そんな中で映画館に子供の時見ていた作品が戻ってくればもう感動する事間違いなしです。

という訳で1200文字ちょいと前回のノートの1/5と短めですが、このnoteは「何故かウッディが全ファンの期待を裏切ってまで着いて行ったボーを差し置いて、バズやポーキーと“ゲームに勤しんでる”ボニーを悲しい顔で見つめるというコンセプトアートの“トイ・ストーリー5」には触れずに終わります。

おい!ボーはどうした!

【引用元】

https://x.com/disneystudioj_a/status/1822112482183516488?s=46&t=JbMQA0GSphij77qN6oSUww

https://plaza.rakuten.co.jp/simonkai/diary/202108300000-amp/

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?