子どもにかけられる若返りの魔法
無事にボーイがスキー教室から帰ってきた。
3泊4日の不在期間、私は母という鎧を投げ捨て、夕飯前にぼりぼりおやつを食べ、食べてはすぐにゴロゴロし、部屋も散らかりっぱなしの怠惰で幸せな時間を過ごしていた。
あと5ヶ月くらい行っててもいいよね〜と旦那としくんに言ったら雪が溶けるよと言われた。
そうか。
スキーしてるのか。
2回目なのでこちらもそんなにソワソワすることもなく。
そうしてあっという間に4日間が過ぎ、ボーイが帰ってきた。
その日は久しぶりに母、というか大人の鎧を身につけて、
洗濯、掃除、片付けをし、我が子を迎える準備をしていた。
帰ってきたのは子どもではなく、男だった。
匂いが、、
臭いが、、、!!!
オトコ!!!!!
小6男子の成長たるや、、。
どこに何日出かけようが、ボーイのこめかみや首からは甘いにおいがしていた。
そりゃ小1から足は一人前に臭かったけど、
体臭は子どもだった。
帰ってきて荷解きしてソファにどかっと腰掛けたボーイはボーイというよりメンだった。
小6メンになっちゃった。
スキーの話もぜんぜんしてくれないから
こちらからアレコレ聞いたよ。
ハプニングはなかったか〜
スキー検定は受かったか〜
お風呂は広かったか〜
メンは聞かれたことは答えてれた。
そしてご飯の話題になったとき、
まぁまぁ良かったという話から、
『卵焼きは家の方が美味しい』と。
なんだか3歳くらい若返った。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?