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生命保険note『誰から入っていますか?』

2021年、生命保険文化センターで「お客さまが、誰から保険に入っているか?」という調査がされています。

加入ルートでもっとも多いのは、昔ながらの「保険セールス」。もちろん女性だけでなく男性もいるのですが、多くの人は、会社によく来ている保険のセールスレディの方々を思い浮かべると思います。

業界的には、生命保険会社の「営業職員」と言われる人たち。

コロナや情報漏洩のリスクを踏まえ、今でこそ社内に立ち入ることは難しくなったようですが、私が社会人となった30年以上前には、お昼休みなどによく社内に入ってきて、飴を配りながら話しかけてきてくれてました。

このような営業職員の方は、当然自社の商品しか取扱いができません。日本生命の方なら、日本生命の商品。ソニー生命の方なら、ソニー生命の商品。


驚いたのは、現在でもこのような営業職員さんから加入されている方が、55%以上いるということです。

これだけ各社が競争して、商品の優劣があるにも関わらず、です。

ネットを開けばいくらでも情報は取れるのに、です。

ほんの少しよく調べれば、自分が提案されている商品の評価や、同じものを他社で入ったらいくらになるのか、すぐわかります。


ここから推測できるのは、やはり生命保険商品は、

商品力 < 日常知っている人

なんだなということです。

商品や会社の選択は、実は「人」の要素が一番なんだろうと考えられます。


自分に身近で、信用している人から入るのは、もっとも安心できることです。

多少高くとも、自分の好きなスーパーで買い物がしたい、という人と似た感覚かもしれません。

けれどそんな方は、高いことをわかっていて、お気に入りのスーパーで買い物をしているはずです。

ところが保険の場合はどうでしょう。おそらく多くの方が、高いか安いかも知らずに、買っているような気がします。


生命保険商品は、もしもの時に初めて使うことになるものです。そして、決して安い商品ではありません。

一般的に、人の人生において、住宅の次に高い買い物と言われています。

どうぞ、「わからないから」「難しいから」と言ってばかりではなく、ご自身でも客観的に保険商品を見極める目も、養ってください。

他の物と違い、目に見えず、形が無いという難しさも確かにあります。たとえば車なら、エンジンや足回りがどうこうより、自分が好きな形やデザインの車を選ぶ、という方法もあります。

けれど、自分の基準が「予算」だけ、という買い方はしないと思います。

「君から買うから、予算300万円以内の車を紹介してほしい」

たとえると、生命保険はこんな買い方のお客さまがとても多いのだなぁと、改めて感じています。


ちなみに私のように、複数の保険会社を取り扱う「乗合代理店」と呼ばれる保険代理店から加入されているのは、まだわずか15%。

生命保険のヤマダ電機のようなもので、お客さまに応じて、保障が良くて、値段の安い商品を提供していますが、まだまだですね。

商品も人も良いと言っていただけるよう、そしてもっと多くの方から求められるよう、頑張らねば😉


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