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有限性のなかで遊ぶ

p12, p13
前提:(×)思考して言葉を発する → (○)言葉を発してから思考する
読み稽古なので大仰に読む。読みから身体を引き出す。
晴日:のいちゃんのセリフ終わりからの間、知性とはアクシデントなのだからの前の間。隼弥:補助線をいくつも引いて → ◎
ポーズも、言い淀みも、リズムも、身体性。
注)読みから身体を引き出すっていうのはダンスみたいにするということではありません。
→ 詩を像として視るだけでなく、五感を使用して感じとれば、表現はさらに豊かになるのではないでしょうか。
代名詞《わたし》が指しているものは何ですか? ——話者。観客。雰囲気。
自問自答、答える声はどこからも聞こえてこない。

p15-16
テレビ越しに喋る首相は何に向けて喋っているのでしょうね。
ナレーターは相手に向けて喋る・自問するように喋るのだけど、検査官はテレビ越しの首相のようだ。そこから発展した身体。
∴ 検査官「わたしはあなたの話を聞いています」は自動音声的にやるのは少し違う。
れいな:一回目の「つまりそういうことなんですよね」の熱のこもり具合は面白かった。
「いいですよ ひとつ訊いても」の応酬はもっと遊ぶ、と。
証言者「つまりそういうことなんですよね みえないものをみようとするとき……」のセリフは英文を挿入するために行間が空けられています。意味のまとまりで行間が空けられているわけではありません。
有限性のなかで遊んでいきましょ。

宮澤大和


【公演情報】
2021年12月 画廊の「ぺ」公演『インスタント・レアリスム』
期間:2021/12/17~12/19
場所:新宿眼科画廊 スペース地下
チケット:
   1. 立ち会って観(オフライン観劇)
   2. のぞいて観(オンライン観劇)
   3.セット券(立ち会って観 のぞいて観)
詳細:https://pepepepepe.amebaownd.com/posts/22307924

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