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なろうの魔法開発や魔導具開発系が苦手

「魔法開発や魔導具開発系」って小説やある訳じゃなくて一般的な意味で。
なろうって世界観はまず中世ヨーロッパっぽいファンタジーRPGの世界であってナーロッパとも言われてるわけですが。
定義としては曖昧でぼんやりと指輪物語だったりDQだったりしてるんですが、各作家でのオリジナルな部分(皆が持っているぼんやりとしたナーロッパテンプレから外れる部分)は物語が進むと同時進行で少しずつ描かれていきます。

多くのなろうの異世界がナーロッパなのか。それは説明が要らないからじゃないかと。書く方も読む方も多くの説明が無くてすぐに物語に入れる良さがあります。

しかし、魔法開発や魔導具開発のパターンに入ると
その異世界の特有の魔法や魔導具や薬草の仕様や限界値や効能や効果などの説明がつらつら入ったあと、解決としてあの魔法やこの道具やを使えばとなるのですが、こっちの世界の物理法則科学法則は関係なくその異世界の魔法学?で解決していくので、そんなん魔法のルール知らんがな・・・ってなってしまうのです。

読者側は問題内容も解決法も知る由もないので自然と説明台詞や説明図が増えていきます。
そこで物語が一回止まるんですよね。説明が多いのと、更につらつら知らんオリジナル魔法の独特な仕様説明されても・・・と読むのが面倒になってしまいます。
「最初からそんな魔導具あるよ」ってドラえもんみたいに出してくれた方がまだいいです。

これが「魔導具師ダリヤはうつむかない」なら主軸は主人公の独り立ちと新たな恋なので魔導具開発は単なるスパイスとして読み飛ばせますが。
学園に入ってから魔法の開発や道具の開発ばかりされている某作品は読むのきつくてリタイヤしてしまいました。

個人の好き嫌いの範疇です。数ある読んでいるなろうのうちリタイヤ作が出てくるのは逆に有難かったりします。時間とお金が他に回せますから。


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