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ODをしていた時の話 自戒

1年ほど前、ルネスタで常習的にODをしていた時があった。

今は錠剤もほぼ飲めなくなり(飲むだけで気持ち悪い)、薬も捨て、ODとは無縁の生活を送っているが最近久々にODをしたくなってしまったので自戒を込めてこの記事を書いている。

1.初めてODをした日

私がODを初めてしたのは大学1年生の6月か7月くらいの時だった。

当時の彼氏のことで病んでいたか、新しい環境か何なのかは覚えていないがこの時期はタオルで首吊りとかもしてたから本当に絵に書いたようなメンヘラだった。

OD界隈でよく聞く金パブやブロンは家にはなかったから常備してあるEVEを手にとった。
多分2~3シート分位を飲んだと思う。
その時はリビングでしていたので母と妹がいたが「何やってんだこいつ」くらいにしか思ってなかったと思う。

飲んだあとの記憶は曖昧だがとんでもなく気持ち悪くなって緑の胃液を吐いたのと、母に脱衣所で白目剥いて半裸でひっくり返ってたよって言われたのを覚えている(私は普通に寝ていたつもりだった、それでもおかしいけど)。

それ以降EVEは見るだけで気持ち悪くなり、飲めなくなってしまった。偏頭痛持ちなので非常に困った。未だに少し困っている。
 

2.ルネスタ(エスゾピクロン)との出会い

EVEでODをしてから2年後。

ダイエットをはじめた私は10kgマイナスに成功したあと軽度の過食症に陥り、1年弱かけて痩せた体を4ヶ月でほぼ元に戻した。

その時これはおかしいと思い駆け込んだ精神科で躁鬱病気味と言われ、渡されたのが炭酸リチウムとルネスタ(エスゾピクロン)だった。
躁鬱病に効果のある炭酸リチウムはともかく、眠れないとは言ってないのに眠剤であるルネスタを渡されたのは今でも謎。多分生活リズムが不規則だったからだと思うけど。
(通常初診は2〜3ヶ月ほど待つ精神科だが何故かそこの病院はネット予約でスッと予約できたから今でもヤブ医者で、躁鬱病の診断も違うのでは、、と疑っている)

もらった当初は言われた通りに大人しく薬を飲んでいた。確かに寝付きも良くなったし、過食症もだいぶ良くなった。

1年ほど病院に通っていたが性格上薬を毎日飲み続けるのが苦手でルネスタも炭酸リチウムも少しずつ溜め込んだ。
定期的に病院に行って炭酸リチウムの血液濃度を測る時に全然飲んでないじゃん!って怒られるのではないかとドキドキしていたのを覚えている。

3.ルネスタODを溜め込み続けてた


溜め込み続けていたルネスタを初めてODしたのは大学4年生の終わり頃。もうあとは卒業を迎えるだけ、バイトをポツポツしているだけのウルトラニートだった。

そのきっかけは当時付き合ったばかりの彼氏がいながら好きだった人に告白され、彼氏に内緒にしながら保留をし続けることに対しての罪悪感と当時の彼氏はLINEの返信が遅く、待ってる時間が苦痛だったこと。

寝れば時間スキップできるし、嫌なことも考えなくていいじゃん!っていう考えだった。

本当に利己的で自分の保身と幸せしか考えていないクソみたいなメンヘラ女だったと思う。

飲み始めは4~5錠くらいだったと思う。
丸1日寝て、思った通り時間をスキップできた。それがだんだん10錠、20錠と回数を重ねる度に増えていき、寝ることはできるものの錯乱するようになってしまった。
(覚えてないけどこの薬特有の後味の苦さが残り続けるから気持ち悪くなったりもしていたと思う。)

当時の彼氏に意識のないまま電話に出たり、意味不明なLINEを送ったりしていた。

極めつけはその錯乱状態のまま、彼氏が友達と遊んでいる場所に凸しようとしたことだった。その日も記憶のないうちに電話に出て、意味不明なLINEを送ったあと、LINEを返さない彼氏に怒り、位置情報を見ながら彼氏を追いかけた。結局その時は結局彼氏には途中で位置情報を切られ、出会わなかった為、天神大名の真ん中でまるで泥酔した浮浪者みたいになっていた。

細かなことはたくさんあったがそれが大きなきっかけとなってちょうど1年前くらいに別れた。

4.おわりに

そんなこんなで錠剤が苦手になって飲めなくなってしまった。

この一連の意味不明な行動の要因を全部ルネスタのせいにする訳ではない。100%自分自身の弱さのせいだ。でもODしたせいで判断能力が下がっていたのも間違いない。

記事を書くのに記憶を呼び起こしてみたけど本当にろくでもない理由でODをしたと思う。
当時は死にたいという気持ちはもちろんあったがそれ以上に優しくしてほしい、構ってもらいたい、とにかく逃げたいという気持ちが強かったと思う。

辛かったら普通に寝ようね。
薬を使わなくたって寝られるし、逃げ道はいくらでもあるよ。

記事書いてたら今ODしたい気持ちがなくなったから結果オーライ。

駄文ですが読んでくれてありがとう。

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