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論理ゲームの頂点!? 「Return of the Obra Dinn」に挑戦してみた

1. 前書き

最近のGoogleは、私の好きそうなアイテムを的確にお勧めしてくる。そして、つい先日も面白そうな記事をおすすめしてきた。

「Return of the Obra Dinn」−オブラディン号の帰還-

そのタイトルとあらすじを見て、私はこのゲームをやりたくて仕方なくなってしまったのだ。

と言う訳で、早速やったのだ。

https://youtu.be/x3nRD6nejVA

ただこのゲーム、最高に面白いのだが、オススメできない人がいるため、その注意点から先に言っておきたい。

①酔いやすい人
一人称視点なのと、カメラの感度が初期設定だとそれなりに良い(良すぎる)ので注意。車酔いとかしたことない私でも酔った。

②感受性が高い人
このゲームは、死体を見て、その人の死の瞬間に立ち会い、推理していくゲームだ。そのため、都合、50人以上の人の死に立ち会うこととなる。
これが割と精神に来る。
一気にやると、精神的にも思考的にもゲーム的にも疲れるので休憩を挟みながらやっていくのが良い。
あと、白黒だが、それなりにグロい。

この2パターンの人は、ある程度覚悟してやった方が良い。

この注意を言ったところで、早速本編の感想に入っていきたい。

2. カニ歩き

私のゲーム操作は、皆をドン引きさせるほどである。
そのため、船に乗った瞬間からカニ歩き(視点を変えずに歩くスゴ技)を披露し、一緒にやっていた人から怒られた。そして、操作交代。
カメラ操作の上手い人が操作した方がよい。

それはさておき、このゲームはいきなり終幕から始まる。
いきなり言い争いが起きて、人が死ぬ。
何も分からぬまま物語が始まり、そして、人の死が連鎖する。
一度死の連鎖が続くと、とりあえず見ていくしかない。推理はあとからだ。
雰囲気と死体に、精神がやられる。調査員と言うのはそういう仕事なのだから仕方ないのかもしれない。


3. 中盤(中盤のネタバレ、ヒントあり)

途中からは怪物が出てくるので、クトゥルフかと思いきや、最終的にはそんなことはなかった。
エバに苦しめられた。この人を当てるのは中盤までは知識ゲーなのでは、と思った。
一つヒントを言うと、偉そうにしている人はやっぱり偉い人なので偉い役職の人を選択すると良い。素直に考えることが大事だ。


4. 終幕

結局、死因がわからない人がそれなりにいたので消去法でやっていくことになった。
その結果、謎の牛の死のシーンも重要であることが分かった。これからプレイする人は参考にしてほしい。

結末は、個人的には消化不良感が強かった。
いや、もっとすごい秘密が隠されているのかと思ったら、そうでもなかった…
あと、メメント・モーテムで残留思念が動くときに遠回りするのと、ちゃんと見ていないと進まないのがちょっとイライラした。
ただ、死を突き止めていく過程は、こう言っては何だが楽しかった。
それから、船長が登場しない間に何があったのか、最後にわかるのはよかった。最後の方にクラーケン登場〜終幕までに繋がっていくのは爽快感がある。


5. まとめ

考えるのはしんどいが、やって損はないゲームである。
推理することが好きなら、一度やってみることをおすすめする。
どうしても詰まったら、攻略を見よう。



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