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2020年の振返りと、2021年に向けて。

今年最後の更新になります。

去年の年末は、南アのケープタウンからnoteを更新しましたが、今年は実家のある石川県から更新しています。

常夏の冬のアフリカから極寒の冬の日本とは、ものすごい差を感じます。

また、暖冬だった去年の日本の冬とはまた違って、今年は寒波が来て雪が積もっている冬、というところも差を感じます。


さて、2020年を振り返ってみようと思います。

自分にとっても、きっとみなさんにとっても、激動の1年でしたよね。私も本当にいろいろありました。


私は、ザンビアに浸る1年になるからまた頑張って行こう、と去年の年末に誓ったはずだったのに、その約3ヶ月後にはこの状況で急遽帰国になってしまい、これからどうしよう、となってしまったことが、まずは大きな出来事だったかな、と思います。

まず、ザンビアからの帰国までのハイライトとしては。

1月は配属先の学校で、新学期になって新しい生徒たちに出会って、また活動スタイルを変えていかなければな、と新たな気持ちになっていました。

2月はザンビア最大の難民キャンプに行ったり、タンザニアにあるアフリカ最高峰のキリマンジャロに登りに行ったりと、行かなければ見ることのできなかった世界に飛び込むこむことができました(活動もしていましたよ)。

3月は国際女性デーのイベントで、配属先の女性の先生方と同じアフリカ布を身に纏い、一緒に任地の町をパレードで歩いて距離が縮まったな、と感じることができました。しかしその数日後、一時帰国の噂が流れ始め、そのまま本帰国、という流れになりました。

と言った感じで、なかなか濃い日々を送っていたのですが、帰国直後は一気に何も考えられなくなり、空白の日々に。

まずは国内のJICA施設で、2週間の健康観察期間、隔離生活がありました。


その時から「これから何をしていこう」と、毎日のように考える日々が始まりました。

今までの自分のスキルなどを一旦置いておいて、私はこれから何がしたいのか、にひたすら向き合っていきました。

そのアウトプットという意味でも、帰国してから最低週に1回はこのnoteを更新するようにして、これまで40週以上連続更新をすることができました。

先日実は連続更新記録を止めてしまったのですが笑(更新するとnoteがメッセージを出して褒めてくれるのも嬉しかったです)、ここまで何かしら書いてこれたことは、自分の中では1つ大きなことでした。

2020年の目標であった「記録をしっかりと残す」という目標は、そういう意味では達成できたかな、と思います。


5月のゴールデンウィーク明けからは、少しずつITのお仕事をさせていただいて、少し途切れた期間はあったのですが、ここまでありがたいことに、何かしらのお仕事をさせていただきました。

人との出会いや縁にとても感謝していますし、来年以降もいろいろな縁を大切にしながらお仕事をしていけたらな、と思っています。



そんな「これから何をしていこう」と考えていた時に、ひょんなことからコーチングを受ける機会があって。

ここが1つ、私の大きなターニングポイントになりました。


コーチングを受ける前、隔離生活中に以前から気になっていたストレングスファインダーを受けてみたのですが、私が持っている上位資質の中の向いている仕事に「コーチング」と書かれているものがあって。

別の資質診断や性格診断のようなものの結果でも、何度か「コーチング」という文字を見たことがあって、1度経験してみたい、と思っていた背景もあり、思い切ってコーチングを受けてみたんですよね(ありがたいことに、この時は無料でセッションをしていただきました)。


コーチングで話したテーマは「キャリア」についてだったのですが、たった1回の数時間の1対1のコーチングセッションの対話の中で、自分が大切にしている価値観や軸をあっという間に引き出していただき、モヤモヤを抜け出し、これからのキャリアを一気に考えやすくなった、という経験から、コーチングの持つ力にとても感動しました。

また、以前の記事の中では書かなかったのですが、そのコーチングセッションの中で、コーチの方から「コーチングをやるの、向いていると思いますよ」という言葉をありがたいことにいただいて、ただただ驚いてしまって。

以前よりもよりコーチングに興味を持つようになったこと、そしてコーチからの向いている、という言葉をもらったこと、そんな背景に背中を押されたような気がして、私は本格的にコーチングを学ぶことを決めました。


自分にとっては、初めて少し大きな自己投資をしたことになるのですが、今年の夏頃から半年間、じっくりとしっかりとコーチングを学んできました。

一緒にコーチングを学んだ仲間とのセッションを通して、たくさん練習をさせていただいたり、私のセッションの特徴などを挙げてもらい、自分の強みをたくさん知れた時間でした。

そして、コーチングを通して、仲間と向き合ったと同時に、時には涙が止まらなくなってしまうほど、自分が心の奥底に閉まっていた心の痛みや深い感情ともたくさん向き合ってきました。

コーチングを学び始めた当初は、コーチングで誰かの役に立てたらな、という漠然とした思いを持っていましたが、自分と向き合う中で、自分がどんな人にコーチングをしていきたいかが明確になってきました。


この辺りの話を始めると長くなってしまうのですが、まず私がコーチングをしていきたいな、と思っている人は、私の身の周りの人、という想いが強いです。

それは、私の周りみんなは素敵なものを既にたくさん持っていて、私は話している中でそれに気づいてあげられるのですが、本人たちがそのことに気づいていなくて本当にもったいないな、と何度も思ってしまったこと。

また、以前の私のように(と言っても私もまだまだ模索していますが)、キャリアに悩んでいてモヤモヤしている人、やりたいことがわからない、と口にする人が多い、と感じたこと。

そして、なかなか想いを内に秘めていて言葉にできない人、固定観念に縛られていて行動に移すことができない人、などをこれまでにたくさん見てきました。

そんな人たちに対して、自分らしい道を進んでいけるように何かお手伝いができればな、という気持ちが大きくなっています。


後々、現在直接関わっていない人にも届けていけたらいいな、と思っていますが、まずは自分の周りの人がいきいきと楽しそうにしているのを見て、私も元気をもらえてまた頑張れる、という、良い連鎖を身近に作っていきたいと思っています。

と言っても、コーチングは日本ではまだあまりメジャーではなくて知らない人も多いし、なかなか目に見づらくて効果や価値が伝えづらいもの、という事実もあります。

そんな私がこれからやりたいと思っていることや、コーチングについても、2021年は伝えていけるようになりたいので、やはりいろんな人と「対話」をしていきたいな、と思っています。

何よりも、必要としている人に届けていきたいと思っています。


と、気づいたらコーチングについてたくさん文章を書いていました。

それだけコーチングから今年は多くのことを学んだので、まだまだ語れるのですが、今回はここまでにします。

ずっとnoteにはコーチングを学んでいることを書いていなかったのですが、やっとどんどん形にしていけそうなので、この年末の振返りに書いてみました。

2020年の目標であった「やってみたいと思っていることを始める」や「やめることを決める」についても、コーチングを学ぶ中で達成できたかな、と思います。



Topの写真は、今年お仕事でたくさんお世話になった会社のオフィスから見える風景です(リモートで関わっていた期間も長いのですが)。

2021年もいろんなことに挑戦して、まだ見ぬ景色を見ていきたいし、もう少し自由に旅して、まだ見ぬ風景を見ていきたいものです。

アフリカ大陸、来年行けたらな。


今年も本当にありがとうございました。よいお年をお迎えください。

来年は今年よりも更新頻度は落ちるかもしれませんが、引き続きゆるりと日々の気づきを中心にnoteを更新していきたいと思っていますので、どうぞよろしくお願いいたします。

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