「必笑」から、見えた姿。
もしこのタイトルを見てピンと来られた方、拍手を送ります。
今回は、高校野球の話を書こうと思います。
実は、昨日の交流試合の第一試合は、私の母校の試合が行われました。
こんな状況でも、交流試合という形で試合が行われることになり、高校野球ファンを楽しませてくれたことに感謝です。
さて、この記事のタイトルの「必笑」は、私の母校のチームが掲げているものです。
高校1年生の時から、私はすっかり高校野球ファンになってしまったのですが、その背景は、私が高校1年生の夏に母校の甲子園行きが決まり、実際に甲子園球場へ応援に行ったことがとても大きいです。
高校1年生の夏、県大会の決勝戦の応援に行ったのですが、優勝を決めた試合の応援が、もう本当に楽しくて楽しくて。
それまでは恥ずかしながら、野球のルールすらまともに知らなかったのですが、初めて甲子園球場のアルプス席から応援した頃にはわかるようになり、本当に楽しい時間になりました。
その時は1回戦で負けてしまい、高校生の間はそれ以降、甲子園出場は叶わなかったのですが、この先毎年の夏の楽しみを覚えさせてくれたのは、間違いなく高校1年生の夏でした。
その年以降、気になる試合をテレビで見たり、母校の出場が決まった際には、友達と一緒に実際に甲子園球場に行き、応援した年もありました。
そして、毎年試合のハイライトを伝える番組、熱闘甲子園が大好きで、凝縮されたドラマに感動してしまい、この番組を見るだけで、いつもうるうるしてしまいます。
今年の試合は、去年の決勝戦の対戦カードを思い出す組み合わせでした。
まず、春の選抜に選ばれていたチームが交流試合の対象になり、夏よりも枠が少ない中に入れた、というだけでも運を持っていると思います。
それなりに甲子園常連校だったとしても、やはり実際に甲子園行きが決まった時は、とても嬉しいものですよね。
そして、各出場校1試合しか行われない中で、この対戦カードを引きに行く母校は本当に強運だと思いました。
正直とても驚きました。そして、この対戦カードにわくわくしていた人は、きっと私だけではないはずです。
去年はNHKがWebで配信してるものをザンビアから見ていました。しかも首都でWork Permitを取るために、申請を行う施設の列に並びながら同期隊員と一緒に携帯を凝視、という状況でした。笑
午後からの試合だったので、-7時間差のザンビアでもありがたいことに、朝の時間帯で見ることができたんですよね。
去年のリベンジだ!と思っていましたが、今年はこのような結果に。
1回から先制点を許し、2回でも大きく点を取られてしまいましたが、その後流れが少しずつ変わってきて良い守りを見せてくれたり、今年も最後まで攻める姿勢を忘れない野球だったと思います。
今年はブラスバンドの演奏や応援がないので、最後までベンチからたくさん声を出しているのがグラウンドに響き渡っていたことが印象的でした。
8月15日だったので、試合最中の正午に黙とうがあり、この日ならではだな、と感じることもできました。
試合後のインタビューで「必笑」を貫けた、と言っていたのもかっこよかったです。本当にお疲れさまでした。
素敵な姿を見せてくれてありがとうございました。
今年の夏、この状況で悔しい終わり方をしてしまった球児がたくさんいると思いますが、次のステージに向かって進んでいってほしいです。
今日の第三試合は、同じ県からもう1校出場している学校の試合があるので、そちらも楽しみにしています(今年の夏の県大会は、実はこちらが優勝しているんですよね笑)。
私はこれからもきっと、母校だけに限らず、高校野球ファンなんだろうな、と思っています。
母校は野球だけではなく、サッカーも強く、選手権を見に行ったこともあります。卒業しても楽しませてくれて、この高校で良かったな、と思う瞬間があります。
また母校に関する嬉しいニュースを、いろんな人と共有できることを心待ちにしていようと思います。
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