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難易度高!40代以降のインドネシア転職①

皆さまこんにちは。ヒロコです。今日は最近ご相談が増えている40代以降のインドネシア転職についてリアルを赤裸々にお話したいと思います。

結論、海外勤務経験がない方だと難易度は相当高いです。
なぜ難易度が高くなってしまうのか、その背景と
「とは言ってもどうしても海外で働きたい」という40代以降の方へのTipsをお話していきます。

難易度の高い背景① 即戦力性×海外適応力
年齢・社会人経験的に即戦力性が期待されますが、「海外で働いたことがありません」だと即戦力性があるとはみなされません。
勝手知ったる日本で働くのと海外で働くのとは諸々異なる点が多く、ストレス耐性含めた海外適応力があるかどうかもわからない方を採用するのはリスクだと考えられがちです。
同じミッションを任せるのであれば、若くポテンシャルがあり、一般的に適応力も高いと言われる年齢の方を採用するメリットの方が大きく、コスト的にも40代以降の方より抑えられるメリットもあります。

難易度の高い背景② 駐在員が担う役割とのバッティング
40代以降の方が日本で担っているミッションや海外で担いたいと希望されるミッションは現地法人において駐在員が担っているミッションであることも多くあります。
現状の海外法人組織においては、専門性の高いスペシャリストや駐在員から現地採用へ切り替えたポジションでない限りマネジメントポジションはなかなかレアとなっています。

難易度の高い背景③ 組織構成上の問題
入社後上司となる方がどんどん若返っていて、30代40代前半のDirectorや現地法人社長も増えてきました。その方の部下を採用するケースが多いため、自分より年上の方が部下というのをまだまだ避ける傾向は高く存在しています。つい最近も「能力はQualifiedされているのだけど自分より年上の方だと色々余計な気を遣うので避けたい」という40代前半のDirectorがいらっしゃいました。

このような事実をお話すると、ガチギレする方もたまにいらっしゃいます。「やる気があるのにチャレンジもさせないなんて、だから日本企業はどんどんダメになっていくんだ」と説教する方もいらっしゃいます。
お気持ちは非常に良く理解できますし、個人的には人は何歳からでも変わることができると信じているし、何歳であってもチャレンジする権利はあると思っています。

ただ、これがエージェントを介した転職マーケットの現実です。この現実を受け入れられないのであれば、自分で事業を興すなり、ご自身の人脈で海外転職を実現させるなり、「通常の海外転職ルート」以外の道をご自身で模索していただくしかありません。私がいるのは「エージェントを介した転職マーケット」の世界なので、異なる現実が存在している世界はあるかも知れません。

少し長くなってしまいましたので、次回に「とは言っても自分はどうしても海外で働きたいんだ!」という40代以降の方へのTips(上記の「自分のルート」以外で)をお伝えさせていただきます。

現実は厳しいし色んな障害があるけれど、今日の自分の選択が明日・未来の自分を創っていくのもまた事実。
人生は一度きりなので、後悔しないよう日々過ごしていきたいものですよね。

残りの今週も素敵な一週間になりますように!


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