気付いたら、夢が叶ってた

とにかく人が好きで、思えばこれまで殆どずっと、カスタマーサービス職に就いてきました。

英語のブラッシュアップのため、思い切って留学した後、英語を使った仕事がしたい!という、“よくある志望動機”のトップ3に入るのでは?という理由に、自分自身モヤモヤしながら、いろいろと転職を繰り返しました。

携帯電話ショップのバイリンガルスタッフとして勤務したり、教えてみるのはどうか、と英語講師をしてみたり。潰しが効くのは事務職よ!と親に言われ、貿易事務の仕事にトライしてみたり。

英語習得へのモチベーションは常にあったので、極めてみたいのか?と思い、通訳スクールを申し込んでみたりもしましたが、お互いの激しいライバル心が伝わる、クラス内の殺伐とした雰囲気に着いていけず、また、全く楽しくなかったので、キャンセル料を支払って止めた、というような経験もしました。

あの頃は、私は、仕事も何もかも、続けずにすぐ辞める・・と自分自身を責め続けていましたが、振り返ると、これまでのいろいろな失敗が、今の仕事へ導いてくれたんだなぁ、“これじゃない”、と選択肢を一つ一つ削って、ここまで続く道を作ってきたんだなぁ、と思います。

英語の仕事、と一口に言ったって、いろいろある。でも私は・・・

・電話したりメールしたりするだけじゃなく、直接話す仕事がしたい。
・でも、右から左へ、出来るだけ正確に伝える、ということが最重要目的の仕事は、求めているものとは違う。
・目の前の人のために、直接役に立てるような仕事が良い。
・けれど、英語を使えても、できることが限られている業務で、決まった対応をし、あとは謝るのみ、という仕事は、あともう一息、という印象。
・ある程度裁量権を与えられ、その場で最善と思われることを、自己判断で行える環境が理想。
・一見の顧客よりも、じっくり付き合える関係の方が面白いかも・・。

かなりピンポイントな希望・・になっていきましたが、今の仕事に就いて随分経った頃、あれ・・・?もしかして、ずっと思い描いていた、“こんなことがしてみたいなぁ”が、全部叶っている!!ということに気づきました。

長い時間はかかったけれど、想いの強さから引き寄せた!?と、ちょっと誇らしく思っています。

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