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「赤ちゃんをあじわうワークショップ」参加者のリアルエピソードを聞いてみた!~ピープル赤ちゃん研究所通信⑤~ 『ピートラ』Vol.83

ピープル赤ちゃん研究所のきむらです!
私たちは、ピープルが商品開発でもっとも大切にしている『赤ちゃん観察』の視点を活かし、ママ・パパと一緒に赤ちゃんの好奇心を見つける活動をしています。赤ちゃんの行動を「おもしろい!」「すごい!」と楽しむことで、子育てがより楽しくなったらいいな、と願って活動しています。

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4年越しにわが子の不思議行動の謎が解けた、かも。 ~ピープル赤ちゃん研究所通信④~

今年の3月から、赤ちゃん研究所の活動の中で感じた私なりの気づきを少しずつお伝えしてきました。今回は、私たちの活動の軸である「赤ちゃんをあじわうワークショップ」について、紹介したいと思います。

「赤ちゃんをあじわうワークショップ」は、育児者のみなさんに、実際に『赤ちゃん観察』を体験していただき、赤ちゃんの好奇心を発見していただく活動です。
おもちゃメーカーであるピープルが、40年間続けてきた『赤ちゃん観察』から得た知見を活かした『赤ちゃんの好奇心スイッチ』となるアイテムを数々そろえており、わが子の行動を楽しみながら受け入れる視点を持ち帰っていただけます。

当ワークショップは、2024年3月に「ウェルビーイング・アワード2024」において、モノ・サービス部門GOLDを受賞しました。
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赤ちゃん研究所も、現体制での活動を開始してそろそろ丸2年。
活動の中で観察させてもらった赤ちゃんは、のべ500人を超えました!
「赤ちゃんをあじわうワークショップ」でも、多くの赤ちゃんやそのママパパにご参加いただいています。
(他の企業・団体さまの見学・取材も多数お越しいただきました!)

赤ちゃん研究所は、ミッションである『ピープル流赤ちゃん観察』をママパパ、そして社会に伝えるため、今後も、ホームである東京・神田での開催をはじめ、さまざまな場所でのワークショップを開催したいと考えています。

10/26・27には、岡山県・倉敷市でイベント開催予定!
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どんなワークショップなのかよくわからない、気になる…という方のため、参加者の生の感想をお届けしたいと思い、「赤ちゃんをあじわうワークショップ」に自ら申し込んで赤ちゃん(当時10ヵ月)と参加してくれたピープル社員のたけださんに、ワークショップに参加した感想をインタビューしてみました!

たけださん親子(ワークショップ会場にて) 

ーなにがきっかけで参加を決めましたか?

生後2ヶ月くらいから、家ではできないことを体験して刺激を受けてもらいたくて、親子で参加できるイベントをたくさん調べて参加してきました。
なので、赤ちゃん研究所のワークショップも行ってみたかったんですが、毎回即完売してしまってなかなか申し込めなくて、10ヵ月でようやく参加できました。

ーどんなことを期待していましたか?

ピープル社員ではありますが、育休に入っていて、ワークショップでどんなことをするのかはあまりよくわかっていなかったので、赤ちゃん研究所のホームページで調べて(笑)。
「赤ちゃんはいろんなものにさわれて、その姿を親が観察する」のかなと想像して、家ではできないことができるかも!と楽しみにしていました。

ー実際に参加してみてどうでしたか?

いちばん印象に残っているのは、ブロック付箋をめちゃくちゃはがしていたこと!
自宅にはないアイテムで、触らせようと思う機会もなかったので、すごく夢中になっている姿を見ることができてよかったです。
はがした付箋で周りが散らかってしまっても、研究員に「どうぞやってください!」と言ってもらえたことも、日常ではなかなかできないことなので、いい体験でした。

付箋をはがしてはポイッと投げる、に集中して取り組んでいる様子

ーわが子の好奇心は発見できましたか?

ピープルでベビーの商品を担当していたので、なんとなく「赤ちゃんはこれが好き」という知識はあったけれど、改めて、目の前のわが子をじっくり観察する時間を持つと、「今のうちの子はこれに食いつくんだ!」と意外な気づきがありました。
商品開発のためにモニターテストするときは、試してもらいたい試作があったり、確かめたいポイントを決めて観察することが多いですが、このワークショップは、なにで遊ぶかから赤ちゃん本人に選んでもらうから、より個性の発見につながったのかも。

そろばんをつかみ、指先で玉を動かしています
実際に記入いただいたワークシート。
「引っぱる」「ちぎる」「やぶる」など、手の動作で好奇心を見せてくれました!

ーどんな方にこのワークショップをおすすめしたいですか?

赤ちゃんとのおでかけ先を探しているママパパや、おうちでの赤ちゃんとの過ごし方に悩んでいるママパパにおすすめしたいです。
たくさんイベントを探してみて感じたことですが、0歳で赤ちゃん自身が楽しめるイベントって実はなかなかないな、と。
歩けるようになるころまでは、ママパパが参加の主体で、赤ちゃんについてきてもらうというイベントが多いイメージでしたが、このワークショップはそうじゃなくて、ねんねの時期から赤ちゃん主体で楽しめるのが魅力だと改めて思います。

また、周りのママパパから「どう遊んだらいいかわからない」「どのおもちゃを買ったらいいかわからない」と言われることもあるので、そういう方も、このワークショップに行ってみると「こんなこともできるんだ!」とか「こんなものに興味があるんだ!」と、知らなかったわが子の個性がわかって楽しいかもしれません。

ーインタビューは以上です。
たけださん、ありがとうございました!!

ピープル流赤ちゃん観察メソッドの体感の場として

お話をきいていて、うれしかったのは、私たちの活動を通して皆さんに伝えていきたい「ピープル流赤ちゃん観察メソッド」を自然に体感してもらえて、そこを魅力的だった!と語ってもらえたことでした。

赤ちゃん観察メソッド
赤ちゃんのメッセージを読み解く観察の心得
いつも赤ちゃんから
知識や常識より、目の前の赤ちゃん
まるっと全肯定
どの行動にも、意味がある
もしかしてを楽しむ
気づきからはじまる、明日もまた変わる
ピープル流赤ちゃん観察メソッドはこちら

たけださんのように、赤ちゃんについて、ある程度知識があって、見慣れている商品企画経験者でも、目の前の一人の赤ちゃんであるわが子にぐっとフォーカスしたことで、その子ならではの「今」の好奇心が見えたんだな、と感じました。
また、赤ちゃんの行動を止めることなく、その行動のきっかけとなった好奇心まで、まるごと受け止める全肯定の姿勢が私たちの言動から伝わったことも、とってもうれしかったです。

ワークショップ参加者の感想、もっと知りたい方はこちらもどうぞ!

ピートラ乗組員としておなじみ・かわばたさんも、ワークショップに参加した感想をnoteにしたためてくれています。
こちらもぜひご覧いただき、ワークショップおもしろそう!と思ってくださった方、ぜひ、お近くで開催の際は、参加をご検討いただけたら嬉しいです!

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