見出し画像

デジタルアンプって実際どうなの??

こんにちは!ご無沙汰してます!大塚店の早川です!

突然ですがギタリスト、ベーシストの皆さん、デジタルアンプを使ったことはありますか?

デジタルアンプというのは、デジタル回路で音を作っているアンプのことで、一般的には何かのモデリング、シュミレーターであることが多いです。(一部例外もありますが!)

昨今の技術の発展により、ここ数年は特に優秀なデジタルアンプが世に溢れていますね。今回はそんな現代のデジタルアンプのメリット・デメリットをご紹介できたらなと思います!

デジタルアンプのメリット

1.プリセットの存在

デジタルアンプの1番にして最大のメリット、それはメモリをプリセットとして保存出来ること、これでしょう!

いわゆる普通のアンプの場合、フットスイッチを使っても大体2〜4つくらいまでしかメモリの設定を適用することが出来ませんが、デジタルの場合はほぼ無限に等しい数を、かなり細かい設定まで保存しておけます。1つの機材を色んなバンド、プロジェクトで共通して使うセッション、スタジオ系の人や、1曲ごとに設定を細かに変えたい、こだわりの強いバンドマンにもオススメですね。

2.1台で全て完結出来る

最近の機種に多いのが1台完結型、いわゆるオールインワンタイプのものです。その気になれば1台でアンプ、エフェクターどころかキャビネットの役割まで果たしてしまえる機種も出てきました。荷物の削減はバンドのフットワークを軽くしてくれます。案外、フットワークの軽さというのもバンドにとって大事な要素ですよ!

3.音が安定している

音色がデジタル回路で管理されているので、基本的に毎回同じ音が出ます!アンプを鳴らさずにライン出力をメインの音にしてしまえば、会場によってアンプが違う!同じアンプでも個体差があって音作りに時間がかかる!なんて悩みとはもうおさらばです!


さて、ここまでメリットを並べてきましたが、やっぱりデメリットもあります。

デジタルアンプのデメリット

1.生のアンプと完全に同じ音は出ない

これは僕自身の主観でもあるのですが、やっぱり本物のアンプと比べてしまうと音圧感、ピッキングニュアンスの出方に違いがあります。ただ、どちらが良い、悪いというのは弾き手本人が判断することです。

デジタルは音が綺麗すぎる、これじゃ気持ちよくギターが弾けない!という方はこだわって生のアンプを使うべきです。逆に同期のあるバンドなんかは、音が安定していて同期とバランスが取りやすく、かつプリセットも充実したデジタルアンプの恩恵を十分受けれると思います!

2.予期せぬエラーの対応が難しい

デジタルアンプを使う場合、多くの人がその機材をサウンドシステムの中核にするかと思います。その中核を担うシステムにエラーが起きた場合、最悪ではライブを一時中断しなければならない...なんて事にもなりかねません。

もちろんメーカーさんもエラーの起きないように最新の注意を払っていますが、炎天下での使用や海外で電圧の違う環境など、想定外の環境ではエラーが起きたり日光で液晶が飛ぶ、などのトラブルも考えられます。予めしっかり対策はしておきましょう!


さて、いかがでしたか?

僕自身も3年ほどデジタルアンプを使って来ましたが、やっぱり1度使うとその便利さは忘れられないし、かと言って久々に生アンプの音を体感すると改めて音の違いを感じるし...。どちらが正しい!良い音!という事はありません!自分のプレイスタイルにあった方を選択しましょう!空間系管理はデジタル、歪みは生のアンプ、なんていう贅沢な技もありですよ!

皆さんも是非、自分なりのサウンドを追求してみて下さい!それではまた次の記事で!


_______________________________________________________
スタジオペンタ大塚店
170-0013 東京都東池袋2-11-3
TEL:03-3988-7774
JR大塚駅南口から坂をグーって登って、ガーッと行った住宅街にひっそりと佇む隠れ家的音楽スタジオ。バンド練習1時間1,070円~という衝撃的な値段ながら、アンプやドラムセットも預けられる大型クロークもあります。バンドやるなら大塚ペンタ!!
WEB

Twitter


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?