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潮騒

彼岸になり、君と過ごした時間が思い出になります
心の中で波の繰り返しのように
潮騒の音を聴きながら、一緒に過ごしたこの場所で
心の整理が出来ました

波間の泡は砂浜に吸い込まれていく
きみの笑い声
きみの言葉
きみの後ろ姿
夏の記憶と共に
少しずつ記憶のカケラになってゆく

防波堤のコンクリートのざらつき
青空の向こうに飛んでいる鳶を見上げながら
水平線の向こうの雲に語り掛けてみよう
これからの始まりを

海岸線の緑色の電車が
僕の時間を刻んで走る
終着駅は決まらないまま

明日の天気は晴れかな・・・

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