知らず知らずのうちに自粛している優しさよ

何が正しくて何が間違っているか、どこが安全でどこが危険か、誰が信頼できて誰を疑うべきか、もともとそんなに分かってなかったんだろうけど、今だとよりわからない。
人間が抱く感情で「不安」が一番嫌いだ。「怖い」よりも「痛い」よりも。
ホラー映画でも、目には見えないけれどそこには”何かいる”というのが一番嫌だ。今の世界、ずっとそんな感じだ。

それでも、悲しみをバネにアイデアで世界をポッと照らす人たちは沢山いて、その灯りにたくさんの人が集まって、そこはウィルスなんていない平和な世界になっていて、その灯りを生んだ人たちはどの映画に出てくるヒーローよりもスーパーで、強い。

何もできていない自分に絶望したりしていたけれど、今日行ったスーパーの店員さんがすごく丁寧に接客してくれて、嬉しくて泣きそうになった。
大したことじゃない簡単な行動でも、今の世界では誰かのヒーローになれるのかもと思った。自粛ブームの世の中だけど、人を想う気持ちは自粛させたくないよね。気づけてよかった～
あと、ファミマにあった「支え合おう、共に」の張り紙（手書き）も良かったなぁ～～～。