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#20 マラソンデジタルバッジ

冬になると体育でマラソンに取り組みます。
本校では、体育以外にマラソン週間というのがあり、全学年マラソンに取り組む期間があります。

そこで毎年恒例になっていたのが、マラソンカード。
走った分だけ色を塗って、ゴールまでいけるかな?というアレです。

ただ、これが結構マンネリ化しているように感じていました。
走ったあとに色をぬるのが面倒とか、なくす子がいるとか、ぬったところであまり達成感をえられていないとか。
そんな雰囲気を感じていました。

そこで今年、学年の先生に協力してもらって取り入れたのが、「マラソンデジタルバッジ」です。

Xで、画像生成AIを使って学習バッジを作っているという取り組みを知り、そちらを参考にさせてもらいました。

まず画像生成AIを使って、バッジを作っていきます。
「中央に30と書いてある、シルバーのかっこいいデザインのバッジを作って」くらいの指示で、簡単にかっこいいバッジが仕上がってきます。
生成AIの凄さを感じました。

それをくりかえしていき、30、50、70、100というように中の数字を変え、デザインをだんだん豪華にしていきます。
「宝石を散りばめて」とかいう指示を入れると、まぁ豪華なバッジが出来上がります。

今回は6種類のバッジを作成しました。
そのあと、それを飾る用の棚のイラストも作成します。
棚も3種類作って、子どもが好みで選べるようにしてみました。

あと準備したものはものすごくシンプルな記録カード。
子どもが自分で何周走ったか記録できればそれでOKというものです。

以上で準備完了。
あとは実際に子どもたちがマラソンをして、規定の周数をクリアすれば先生に報告する。
報告を受けた先生がデジタルバッジをその子に送信するだけです。

そしていざマラソン週間を迎えると…
子どもたちがそのバッジ獲得を目指して頑張って走ってくれていました!
休み時間にもマラソンに取り組んでいる子もいて、少しは子どもたちに火をつけることができたのかなと思います。

もうひとつ嬉しかったのは、このマラソンバッジに取り組もうとしているところを見て、他の学年の先生が「うちでもやりたいんだけど、データもらえる?」と声をかけてくれたことです。

そんなのもちろんOKです。
面白そうとか、やってみたいと思ってもらえたならどんどん使ってくださいという感じです。

3学期にはなわとびに取り組む学年が多いようです。
ここでも何かおもしろいことができるんじゃないかなぁと思っています。
なわとびバッジの作成を検討していきます。

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