見出し画像

#17 6年理科「てこのはたらき」①

6年の理科も3学期がスタートしました。
卒業まではあと40日ほどだそうで、1回1回の授業を大事にしていかないとなぁと思っております。

3学期のスタートは「てこのはたらき」です。

はじめに、てこってどんなものか知っていますか?と問いかけると、持ち上げるやつ!とか、シーソーみたいな感じ!とか、なんとなくてこを知っている子も結構いました。

一方でよくわからない、聞いたことないという子もいます。
お好み焼きをつくるときのやつやろ?という子もいました。
#それはコテ

ということで、実験用の大きなてこ、はさみ、くぎぬきの3種類を用意し、まずはてこのはたらきを体験してみるところから学習をスタートしていきました。

はさみは、竹ひごを切ってみよう!としました。
太さや硬さがあるので、はさみの刃の先では竹ひごは切れません。
刃の根本で切った方が切りやすいということを体験してもらいました。

くぎぬきは、シンプルに釘を抜いてみよう!としました。
校務員さんにお願いして廃材と釘をいただき、クラスの人数分の釘を廃材に打ち付けておきます。
そして1人1本抜いてみるという体験をしました。
くぎぬきを持つ位置を変えて、上の方を持った方が抜きやすいという体験をしてもらいました。

実験用の大きなてこは、5kgのおもりを持ち上げよう!としました。
持ち上げるときの手の位置を変えると、手ごたえが変わることを確認してもらうつもりでしたが、子どもたちはさすがです。
それだけにとどまらず、おもりの位置を変えてみたり、支点の位置を変えてみたりして、いろいろ試していました。
遊び感覚だと思いますが、思いつき、やってみるというのはやはり大切。
力自慢の子がイキイキして活動してました。
改めて、ものを用意すること、体験の機会をつくることの重要性を感じました。

それぞれ体験した後には、ノートに気づきをメモしてもらいました。
根本の方が切りやすかった、手では釘は抜けないけどくぎぬきを使ったら抜けた、真ん中の方を押してもおもりを持ち上げられなかったなど、大事なポイントに気づけていたようです。

今日は体験を通して、大事なポイントに気づくことができたね。
次回は班ごとにもう一度確認して、てこのはたらきについてまとめていこう。
と伝えて、授業を終わりました。

次回は実験用の小さなてこを使って、授業をしていきたいと思います。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?