増える旅行時の荷物

アラフォーの私はここ2、3年で薄々と気づいていることがある。旅行に行くときの荷物が増えているのだ。3,000円程度で買い直すことができるモノなら、あまり使ってなければ捨てればいいかと言う謎のポリシーに基づき、部屋のものはどんどん減っている。なのになのにどうして旅行に持っていくものは増えていくんだろう？

私は突発的に旅行に行きたい衝動に駆られる。20台は軽いリュックサック1つで2泊3日の旅行程度なら出かけたもの。LCCの預け荷物なんてもったいないという心持だった。だが、最近はもうスーツケース必須である。旅行に一緒行ってくれる友人達も大抵そんな感じである。3人とも往路のスーツケースには8割私物が詰まっていて、残りの2割はお土産スペース。ちらっと見える友人のスーツケースの中身は「えっ！？国内旅行でそんなに予備の服とか化粧品とか薬とかいる？」と思うのだが、いわんや私のスーツケース中身も似たようなもの。

荷物が増える答えはシンプルでアラフォーは生活を輸出したいのである。つまり普段の生活をできるだけ旅行先でも再現したいのである。もうアラフォーともなると、身心の抵抗力や回復力は明らかに落ちてくるし、生活のこだわりがでてくるのも性なのか、私はこの間の国内旅行ではスキンケア用品のみならず、ドライヤーまで持っていってしまった。ホテル備え付けのドライヤーって大抵風量なかったり、温風が熱すぎる（泊まってる宿の問題かもしれないけれど)。

ときに出発のときから重すぎるスーツケースであるが、私は荷物を減らす努力を当面しないだろう。