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参考書を一目でわかるように図解してみた(参考書図解の使い方と見方)

ぼくは参考書に助けられたんだ

ぼくは学生のころ、たくさんの場面で参考書に助けてもらいました。
物理で全く点数がとれず途方にくれていた時
数学で全く理解できない分野が出てきた時
風邪で学校を休み授業に出られなかった時
テストでボロボロだった時
いつも参考書がぼくを支え、背中を押してくれました。
参考書はぼくにとって一緒に歩む最高のパートナーでした。
今も本屋で使っていた参考書をみつけては昔を懐かしんだり
新しい参考書をみつけては手に取りチェックしています。
昔から有名で全く色あせていない参考書もありますし、自分が今学生だったら必ず使いたいと思う参考書もあります。そうして本屋でみていると、やっぱり
学生の皆さんに自分がオススメしたい参考書を紹介できたらなと思うんです。

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チャーリーさんの「ビジネスモデル図解」と出会った衝撃

早速、ツイッターやインスタグラムなどでオススメの参考書について発信してみました。よくある、「私のおすすめの参考書は〜」という文章から始めて。つらつらとオススメポイントを書く感じです。
しかし、伝えたいことがなかなか伝わらないのです。自分の投稿を見返しても、確かに分かりにくい。
理由はわかりませんでした。
投稿しては削除を繰り返しながら試行錯誤しましたが、うまく表現できず途方に暮れていました。

そんな時、「ビジネスモデル図解」という手法に出会いました。
noteで「チャーリー」という方が編み出した方法です。

「ビジネスという流れ、構造を一目で見られるように図解する」
この考え方こそ参考書をまとめるにあたり、大ヒントになりました。

「流れ」を一つの図にするのです。

試しに「ビジネスモデル図解」の根底にあるチャーリーさんの考え方をヒントにしながら、あくまでオリジナルのやり方で参考書を図解してみたところ、これまでで一番まとまりのある図が完成しました。

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(スマートフォンの場合、横に倒すとみやすくなります)
参考書を説明する一つの手法として図を利用することは、以前から考えていましたが、まとめきれず諦め欠けていた最中、チャーリーさんの「ビジネスモデル図解」との出会いがその壁を乗り越えさせてくれたのです。


学習者があっての参考書だから意味がある

図解は基本的に「流れ」があるから可能となる手法です。ビジネスモデルはビジネスが成り立つ循環が存在するため図解が可能となります。
では参考書はどんな流れがあるでしょうか。一見、ないように思われますが、実は存在します。

「学習者が課題をもつ(課題)→課題克服に繋がる参考書を選ぶ(分類、特徴)→使用し学ぶ(学ぶ)→課題を克服する(変化)→新しい課題を見つけ克服するために次のステップに進む」という流れです。

あくまで、主体は学習者です。参考書はそのパートナー。即ち

学習者自身を中心に考えれば流れが生まれ図解が可能と考えたのです。

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そしてぼくが伝えたかったことは、学習者を主体としてみた時の参考書の役割、特徴、良さでした。世の中、参考書を紹介しているサイトはたくさんあります。ただ、参考書について詳しくても、実際に使う学習者に視点をおいて説明しているサイトは少ないです。当初、ぼくも参考書を中心に書いていました。だから違和感があったんです。ぼくが伝えたいことが表現できなかったのです。しかし、「ビジネスモデル図解」から大ヒントを得、ついに学習者を主体とした「参考書図解」を実現することができました。
それでは「参考書図解の使い方と見方」について説明します。


「参考書図解」の使い方

学習者の「課題」に対しどんな「分類、特徴」をもった教材を使うと、どんなことを「学び」、課題をどう「克服」するか
一目で把握できるように図解しています。

・自分の現状、課題と照らし合わせる
・新しい教材を発見するために使う
・今の教材をより効果的に使うために参考にする
・次に進むステップを参考にする

など、好きなように利用してください。


「参考書図解」の見方

「今のあなた」をスタートにして矢印のように目を動かしていきます。

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それぞれ詳しく説明します。


①「今のあなた」の課題を確認しよう

どんなことで困っている人にオススメか知ることができます。
実際に自分の課題と照らし合わせてみましょう。

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②課題に対し使う教材を知ろう

今回は現代文です。

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楽天ブックスより


③教材の分類を知ろう

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教材は4つの分類に分けることができます。

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詳細は勉強方法辞典の「参考書、問題集の選び方と使い方」(リンク)で紹介しています。この分類はとても大切なので、自分でも分類できるように意識しましょう。


④教材の特徴を知ろう

良い参考書には他にはない特徴が必ずあります。
参考書の特徴を知ることはとても重要です。なぜなら特徴を上手に利用して初めて参考書を最大限に活用し学ぶことができるからです。

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⑤二つの特徴をもった教材から学べることを知ろう

教材の特徴からどんなことを学べるか把握することが大切です。

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⑥教材を使用し学ぶとどう変化するか(課題を克服するか)、新しい課題は何か知ろう

既存の課題を克服したら、必ず新しい課題が生まれます。妥協せず次のステップに進むためにも自己分析をしっかりしましょう。

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⑦新しい課題に対し克服するため次のステップに進もう

次に使用してほしい参考書や問題集を紹介します。(いくつかある参考書のうち代表として一つ紹介します。)

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⑧最後に図解を眺め教材の全体像を改めて確認しよう

改めて全体を見ると、よりわかりやすくみえます。

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以上が使い方です。記事ではこの図を使いながら文章でも詳しく説明していこうと思います。わかりにくい部分があれば解説をご参照ください。


参考書選びの最高のアドバイザーとしてサポートしたい

自分に適した参考書や問題集、教材を選ぶのは難しいです。ぼくも悩みながら三年間で100冊以上教材を購入し使用しました。これだけ使って思ったのは
結局使ってみないと分からない
ということです。つまりそれだけ勉強というのは人それぞれなんです。ただ、教材の特徴や学べることは大きく変わりません。従って使用する前に、不変である教材の情報をもとに、どれだけ自分に当てはめシミュレーションできるかが、自分に合った教材を選ぶためのポイントなのです。そして教材を選ぶ際に、お役にたてることができればいいなと思って作りました。

まだまだ始めたばかりなので、試行錯誤の連続です。わかりにくいところもあるかと思います。

ぜひたくさん指摘してください。その指摘をもとに修正し図解の完成度を高めていくことが、今全国で必死に頑張っている学生さん達の背中を押すことになるからです。今後も、いろんな参考書や問題集をできるだけシンプルに、かつ大事なところは漏らさず、図解してきたいと思います。

もちろん図解してほしい教材があればいつでもご連絡ください。
(勉強方法辞典のコメントでもインスタグラムのペンペン先生へDMでもおっけーです)

そうして一つ一つ図解し、将来的には参考書辞典なんてものが作れたら、もっと役に立てるのかなぁ・・・なんて。この図解が多くの学生さんにとって少しでも参考書を選ぶヒントになれたら、嬉しいです。

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一人でも多くの方にお役にたてたらと思い…ペンペン先生がんばります🐧