中学受験やめました
といっても、小学校3〜4年生から塾に行ってバリバリ中学受験に向けて準備していたわけではありません。
もともと勉強が大嫌いで、テストでも時々びっくりする(笑)点数をもらってくる娘ですので、中学受験は全く考えていませんでした。
しかし、小学5年生の冬に引越しをした先で、面接&1教科で受験できる学校を
私がたまたま見つけてしまったのがことの始まりでした。
(でもこの学校は事情により諦めました)
当の娘は、中学受験したいわけではないけど、高校受験が大変そうだから受験する、という感じでした。
私や夫も、私立の方が高校受験しなくていいし、しっかりフォローしてもらえそうだという思いでいたので、中学受験してみようかということに。
そして、6年生になって娘とあれこれ学校見学に行き良さそうな学校もいくつか見つけ、家庭教師の方にも来ていただいて、娘なりには頑張ってました。
しかし、冬休みに娘の気持ちが爆発しました。
やってもやっても全然覚えられない漢字。楽しくない長文読解。
当然、点数も残念な点数ばかり。
私がつい強い口調で言ったのをきっかけに、娘が部屋に鍵をかけて閉じこもりました。
約30分後、やっと鍵が開き部屋へ入ったら娘がベッドで泣いていました。
その時の娘の目は忘れることができません。
今までに見たことのない目でした。
さらに、娘の手にはスマホが握りしめられていて、そこには自分の顔だけ黒く塗りつぶした写真がいくつもありました。
これ以上、自己否定に向かわせてはダメだ。
もう中学受験はやめようと、娘とその場で決めました。
決めた後、娘は全く後悔もなくスッキリ自分のやりたいことだけやる毎日で
ストレスフリー。
私も後ろ髪引かれるような思いはないです。
自分を嫌いになるくらいなら、無理に勉強する必要なんてないって
私がもっと早く気づけば良かった。。。
これは、私が自分自身を見つめ直すきっかけになりました。
だから、中学受験しようと約1年間やってきたことは、
きっと娘の勉強面において、また私自身においても
意味があったと思っています。
今回の件も含めて、子育ての経験をする中で、最近いろいろな気づきがあります。
改めてまたnoteに書いていこうと思います。
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