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ふるる
2021年7月20日 16:56
本稿では、詩と言えばある程度の長さが当たり前であった時代に、あえて短詩という形式を選んだ四人の詩人とその詩について述べていこうと思う。●八木重吉「美しくあるく」こどもがせつせつ せつせつ とあるくすこしきたならしくあるくそのくせときどきちらつとうつくしくなる (『八木重吉全集 第二巻』第二詩集『貧しき信徒』より)※1 八木重吉(1898年(明治31年)~1927