パトゥムタニ日記 vol.45〜『時間は存在しない』そんな本を読んだけど、私には大切な時間がある〜



「僕の誕生日まで、あと何日?」
「君の誕生日は…」
「6月6日」 (そうだ、こいつは6月6日6時生まれだった!😱)
「んー。あと200日くらい、かな」
「ひぇ〜」

あんぐりと口を開けてみせる孫。

「200日! あとどれくらい経つと200日?」
「クリスマスが来て、新年が来て、中国正月が来て
パパの誕生日、ママの誕生日、タイ正月、
そして君の誕生日。
ほら、あっという間だよ」
「ん〜〜〜」

そうだね。
ばーちゃんの歳になったら、半年も1年もあっという間だ。
でも6歳の君。
産まれてからまだ、2350日しか経っていない君には
200日はずっとずっと先なのかもね。

この200日のうちに、君はどんな新しい事に出会うのだろうう。
新しい友達、新しいアイス、新しいゲーム、新しい遊び、新しい本。
いっぱい、いっぱい、楽しいことに出会えると良いね。

日本の母よりLINE連絡。
近所の人と誘い合って紅葉をみてきたそうです。
「来年は観られるかどうかわからないからね」
「お母さん、毎年そう言っているよ」
送って、ちょっと泣きそうになりました。
88歳の1年は私とは違う。
それなりに覚悟のいる1年なのでしょう。

母から送られてきた自宅庭の石蕗の写真
私は母の写真が好きです


1日は誰にとっても24時間だけど
その長さは同じじゃない。

ちゃんと毎日を過ごしたいです、難しいけれど。

今年もあと、たった1ヶ月半だ。

ちなみに、『時間は存在しない』カルロ・ロヴェッリ著 
1ミリたりとも理解できませんでした。🥲


本日もお読みいただきありがとうございました。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?