noteで知った読書の楽しみ方
noteを始めて嬉しかったのは本好きな人が多いこと。
話題の本、おすすめ本の話ばかりでなく
本の選び方
本の買い方
本の読み方
本を読む環境
本へのこだわり
本にまつわるあれこれ
現在の出版事情
書き手の想い
思い入れが様々で、読んでいてうれしくなる。
実は 友人と本の話をするのは苦手だ。
「この本、すごく良かった、読んでみてよ」
そう言われて読まないのは申し訳ない。
でも読んでみて、好きじゃなかったら困る。
「つまんなかった」とは言えないし。
こちらが熱く熱く語りまくった後で、ふと黙り込む。
『あ…今 引かれてる?
私、前のめりすぎたかも…』
落ち込むこと約3日。
相手が本好きであればあるほど、困ってしまう。
だからnoteって良いなと思う。
みんな 思うことを、それぞれ好き勝手に書いて
私は好き勝手に読んで、笑う。感心する。驚く。
同じ本の虫だけれど、あっちこっちにぽつん、ぽつんと
離れて立っている。
あんな人がいて、こんな本があって
こんな読み方、感じ方。
すごく自由。
みんなの言葉がすごく楽しい。
私は今、海外に住んでいて、
電子書籍が主になってしまったけれど
紙とインクの匂いが好き。
書店で新書を開いた時の、真新しいインクの匂い。
古本屋の、少し日向臭いような 人肌の混じった紙の匂い。
図書館の、しん、と冷たい紙のてざわり。
ずらりと並ぶ背表紙を見上げて、人の歴史と叡智を思う
コロナが落ち着いたら あの紙とインクの空間に
また本を探しに行きたい。
どんな本が私を待っているだろう。
わくわく。
本好きの皆さま。
これからもどうぞよろしく。
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