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パトゥムタニ日記 vol.18〜美味しくて簡単♪タイの焼き飯カオパット〜

日本では梅雨の季節だそうですが、タイも雨季です。
暑いし、湿度高いし、まるでサウナの中状態。
降れば多少は涼しくなりますが、道路も庭も水浸しでぐちゃぐちゃ。
何をするのも嫌になります。
あー、めんどくさい。
食事なんて、みんな勝手に作って食べてくれないかなあ。。。

いやいや、愚痴っても仕方がない。
ここは一品で済む、みんな大好き焼き飯 ข้าวผัค (カオパット)で決めましょう。

ข้าวーご飯
ผัคー炒める

文字通りタイの炒飯、焼き飯です。
基本は日本のチャーハンと同じで
ご飯に野菜、卵、それに肉類とかシーフード。
タイ米だと日本米よりパラッとしているので作りやすい。

お店で出てくるカオパットは
野菜はカイラン、玉ねぎ、プチトマトくらいですが
私は冷蔵庫の在庫一掃を兼ねて、キャベツ、ニンジン、玉ねぎ
グリーンアスパラ、ヤングコーンでも、インゲンでも
とにかくあるものを小さく刻んで山盛りに入れちゃいます。

多めのサラダ油で先に卵を炒め、肉、野菜を炒めて
ご飯を入れる、という手順は日本の炒飯と同じです。
味付けは塩胡椒、醤油、鶏ガラスープ、顆粒コンソメなど。

さてここで、炒飯をカオパットに変えるための調味料を二つ。

ひとつはシーイウダム。
ドロッとした醤油味の黒蜜いう感じで、かなりクセが強いもの。
そのまま舐めるとびっくりするような味ですが
極々わずか、(私は4人前でほんのひとたらし) 入れると
ぐっとタイっぽい味と香りになります。

右がシーイウダム、左がタイの醤油シーイウカーオ


もう一つは生の唐辛子を小口切りにして入れた
プリックナンプラー。
こちらは食べる時に、個人の好みでかけます。


量は3〜4人分まとめて作って大皿にドン!
勝手に食べてねー、というスタイルです。
お好みでパクチーや分葱をふりかけて、またライムをしぼると
さっぱり美味しくいただけます。

唐辛子入りのナンプラー、お好みでどうぞ



カオパットはタイ料理全般を扱うレストランなら大抵あるし
旅行者にお手軽なフードコートには専門店もあります。

ご飯に卵、具材は野菜と豚肉、鶏肉、シーフード等。
もし注文する場合はカオパットに具材の名前をつけて
カオパット+ムー(豚肉)  ข้าวผัดหมู
カオパット+ガイ(鶏肉)   ข้าวผัดไก่
カオパット+クン(エビ)   ข้าวผัดกุ้ง
カオパット+プー(カニ)  ข้าวผัดปู

変わっているところでは
カオパットアメリカン…ウインナーやミックスベジタブル入りでケチャップ味。
カオパットトムヤム…トムヤム味。レモングラスの香りがさわやか。
カオパットキアオワーン…グリーンカレー味。
カオパットクンチアン…甘い中国ソーセージ(クンチアン)を入れる。
カオパットムークロープ…カリカリに揚げた三枚肉入り、オイスターソース味。


タイ料理というと日本では
トムヤムクンやガパオライス、パッタイが有名なようですが
誰でも食べやすいこのカオパット。
是非一度 お試しください。

本日もお読みいただきありがとうございました。



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