見出し画像

牛丼屋の話

今日も起きれました。

今日はもう会社では小っさくなっておりました。
いやもう小っさくなることしかできません。
PCのなかでこんもり溜まった仕事。
明らかに先輩が片付けてくださった感。
罪悪感で死にかけましたが、所詮クソ雑魚なので許してもらいたいです。

というか昨日のタイトルがだいぶ前に書いた話と被っていました。
すみません。
再録するときに直します。

さて、今日は牛丼屋の話をしようと思います。

皆さんは牛丼屋に行きますか?

私はなんなら今日のお昼が牛丼屋でした。(牛丼ではない)
牛丼屋、実は結構好きです。
正直、食事を栄養を取るための必須事項くらいの気持ちで挑んでいるため、美味しく早くお腹いっぱいになれるのでいいなぁと思っています。
それが正しいのかはさておかなければいけませんが。
何事においてもネギが好きなので、だいだいネギ山盛りの牛丼に紅ショウガを思いっきりかけてぐわっと食べているときに幸福を感じます。

なんでこんな話をしているかといえば、昔のことを思い出したからです。

上京する前の私は牛丼屋への小さな憧れがありました。
テレビのCMで流れる、ま○屋やす○家。
おっきな丼一杯に入ったごはんと、その上に乗った山盛りのお肉。
どうか一度でいいから食べてみたい、とずっと思っていました。

まぁ、でも親の心境的にはあんまり連れて行きたくなかったんでしょうね。今なら分かります。
ので、私の中の牛丼は、母が通販で買ってきた吉○家の牛丼の具をかけたご飯でした。
でも捨てきれなかったんですよね、憧れ。

チャンスは急に来ました。
私が大学に合格して、家を出ることが決まりました。
父親と二人で電気屋や家具屋を回って、「あれはどうか」「これにしようか」なんて言っていた帰り道でした。

「昼飯、何が食べたい?」

「牛丼屋に行ってみたい!」と即答しました。
私は知っていました。今、車が走っているとおりに牛丼屋があることを。
父親は呆気に取られたような声で「そんなんでいいのか」と言いました。
私はどうしても行きたい、と伝えました。
もう地元で二人で食事することなんてないかもしれない。
父親としてはもっと良い物を食べさせたかったんでしょうね。苦笑していましたが、ちゃんとそのまま私の願いを叶えてくれました。

初めてきた牛丼屋は思っていたより静かで、淡々としていました。
でも目の前に出てきた大きな牛丼にめちゃくちゃ感動して、ぺろりと平らげたことを覚えています。

こんなことをいうとあれですが、あのとき願いを叶えてくれた父親に心から感謝しています。あの時に入った牛丼屋のことは一生忘れないからです。

さて、6年ほど経ちました私は、一人で牛丼屋に入るなど造作もない人間に育ちました。いや、本当に何でもない。なんならラーメン屋にもしゃぶしゃぶにも焼き肉にもディズニーにも一人で行けるので。

あのときほどの感動を牛丼屋に抱くことはたぶん今後の人生で二度とないと思いますが、これからも通いたいと思います。

ま○屋はシュクメルリを復活させてください。

それではおやすみなさい。



サポートいただいた分でやりたいことリストを達成していきます。よければ支援お願いします。