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AI(Chat GPT)と一緒にゲームを作る

友達がAIで楽しいことをしている。
それに感化されてChatGPTで遊んでみたら思ったより楽しかったので、記録がてらこの記事を書くことにしました。
もしよかったらいっしょにゲーム(とかその他なにかいいものとか)を作りましょう。

AIとゲームを作る環境について

AIとゲームを作ると言ってもどう作るかはこっち(人間側)で考えてみる。
まずゲームをつくるにはゲームを作るためのソフトが必要である。
有名でかつ、ぼくが使ったことあるものだとUnityがある。
Unityは3Dとかも使えていい感じなのですが、ChatGPTが書いてくれるテキストだけだと作れないのでちょっと面倒。
今回はAIにすべておまかせでさっくり遊びたい。(コピペで済ませたい)

今回は手軽に遊びたいのでProcessingというゲーム作る言語(正確には電子アートとビジュアルデザインのためのプログラミング言語)を用いる。
これは環境構築も楽でテキストだけで動くので今回良さそう。

インストール方法とか使い方は調べたらたぶん出てくると思います。
(かんたんです)

きれいな風景のゲームを作ってもらった

というわけで細かいこと言わずにざっくりなことを言ってみる。
こんなのでゲーム作ってくれるのかなあ。

風景がきれいなゲームというざっくりしたお願いをしました。

できたゲーム↑

できた~~~!
すごく素朴!

ゲームって作ろうとするとちゃんとしなきゃって思っていろんな要素とか関連をもたせようとか考えるのですが、このゲームは赤い丸いものは矢印で移動はできますがこれがなにかと関連したりはしていません。
また、山がぐねぐねぐねって動いてるのが味わい深くて見てられる感じがしていいですね。
素朴に動かす喜びと世界ができていることに感動しちゃいました。

さらにいろいろお願いしてみる

お願いしてみた
すごくいい先生みたいに原理から教えてくれる。優しい。。


エラーが出たので修正をお願いした


よくわからないお願いをしてみた


あいまいなお願いをしてみた(人にはまず言えないくらいあいまいだなあ)

↑できた。

プレイヤーが移動すると山の景色が変わっていって、なぜか山の上下に合わせてプレイヤーも動いています。
空には雲のようなものがすごい速度でまたたいています。

釣りのゲームをつくってもらった

違うゲームもつくってもらいたくなりました。

今度はなにか理由をつけてお願いしてみました。

外に出たくないけど釣りはしたいとかよくわかんないことを言ってみる

できてきたけど一瞬しか動かないものだったので改良をお願いする。

いろいろお願いしてもらいつつ作る。
(ぼくは要望とコピペだけがんばる(がんばってない))

↑でけた

なにも詳細は言ってないのに釣りっぽいゲームができた!
たぶんだ円の動くのが魚で落ちてくる槍みたいなのが釣り針っぽい。
なにがどうなってこれになったかよくわかんないけどさっきと違って確実なインタラクションがあることでゲームとして成立してる。。!

釣りというか狩りっぽいけど普通にがんばってあそんじゃった。

改良してもらう

人というのは贅沢なものでより良くしたいなあとか思ってきた。
釣りというのはやはり音も大事。

広大な木々のざわめき、波の音、鳥の声、そのサウンドスケープの中で静かに竿を振る。それが釣りである。

釣りのイメージ
(半年前くらいにmidjourneyさんに描いてもらったものに加筆したもの)

というわけで音をつけることをお願いしてみる。

いい感じのBGMをお願いする

mp3とかwavとか用意したくないので音楽の生成からお願いする。

音の生成からお願いできたぞ

↑できた!

プーーーズッ….…ディッ…ディッディッ….プーーーーー
結構うるさくてびっくりした~~(ちなみにこれでも耳に悪そうだったのでBGMの音量を1/10にしています。)

ぜんぜん想像と違うのができた~~
広大な木々のざわめき、波の音はどこへ。。

しかしこれはこれで原始的な喜びを感じる。
BGM作ってって伝えてできたBGMは440ヘルツのサイン波が変化なくなり続けた。すごくミニマム!

SE(効果音)は力強いノイズ、
魚(概念の魚)がつれた時の音はBGMの2倍の周波数の矩形波だ。

コードを作ってくれたときのGPT先生の言葉

素で440Hzで変化なく流れ続けるサイン波をBGMだと思ってるっぽくて良い。

まとめ

というわけでChatGPTとゲームを作るとコードを書いてくれるだけでなくて、はじめに考えてた想像と違う新しいインスピレーションが得られて友達といっしょに作ってるような感覚もすこし感じることができました。
思い通りにするというよりもAIの想像力みたいなので遊べてすごく楽しい。
個人的にはこれは道具とかテクノロジーの好きなところです。
便利に思い通りになる良さも道具にはありますが、道具によって想像してなかったことが起きたりその道具にしかない可能性がでてくるとわくわくするなあと思ったりします。

最近はライブしたり展示したりするための制作に集中していました。
リアルな物質や存在、音、質感に興味が移っていたのでソフトウェアなことをするモードでは実はなかったのですが今回やってみてよかったなあ。
新たな存在のあり方として今後も仲良くやっていきたいなあと思いました。

おしまい📯


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